お爺ちゃんじゃない【２】

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今回の打ち合わせで防弾少年団の皆さんが何を表現したいのか、armyの皆さんにどんな事を伝えたいのかある程度のコンセプトが固められた。私たちはそれを基に演出に必要なものや流れを作ってまた再来週合同打ち合わせになった。





今日はもう解散ということで片付けてると




TH・JM「Aさん」」




再びテヒョンさんとジミンさんが現れた。




JM「あの時の御礼させて下さい」


「いや、そのお気持ちだけで嬉しいので」


TH「けどそれじゃあ納得出来ない」


JM「だからご飯に行きましょう」


TH「美味しいお店知ってるんだ！」


「そんな大したことしてないのでそこまでされてしまうと逆に申し訳なくなってしまうので、」


JM「僕たちあの時とーっても助かったんです！」


TH「だからご飯に行きましょう！」




まずい。この流れは私がまた流されてしまうパターンに入ってる。けどこの2人のキラキラの笑顔を見てたら断り辛い。何とかならないかとオンニを見れば楽しそうにしている。駄目だ。





ユンギさんの方を見れば少しだけ不機嫌そうな顔をしていて、ナムジュンさんを見ればやれやれとした顔をして半ば諦めている。他に誰か2人を止めてくれないかと見れば、逆にジンさんはジーッと私のことを見てるけど動かない。ジョングクさんは一生懸命バナナキックを食べている。もう駄目かもしれないと思ったその時






JH「ヤー2人とも、スタッフさん困らせちゃ駄目だろ」





なんとJ-HOPEさんが助けに入ってくれた。
先程のナムジュンさんのように2人を優しく諭している。




TH「ヒョン、でもせっかくだからお礼したいんです･･･」


JM「助けてもらったから･･･」


JH「だからこそ困らせちゃ駄目だろ」





J-HOPEさんも困り顔でこれ以上他の人に迷惑は掛けられない。私からもう一度断りを入れて諦めてもらおうとすると、ジミンさんがJ-HOPEさんに何やら耳打ちをしている。しばらくすると驚いた顔をしたJ-HOPEさんが私を見たけど直ぐに笑顔になって





JH「Aさん、皆んなでご飯に行きましょう」




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