010.迷走 ページ10
Aside
きっと彼女は何日も、
迷い迷ってきたのだろう。
私だって迷ったさ。
誰しも悩みは抱えるもの。
悩んでいるから素晴らしい。
そんな生涯なんじゃない?
今を生きる私たちは。
さあ、
他が動く前に。
この星での戦いを、
完全に終わらせられるかな。
そんなの無理だと思うでしょう?
でもそれしかないんだな。
そう知ってるからこそ。
私は動き始めます、
親愛なる彼女らのために。
あの清掃課の三人衆は、
今週こないと知っている。
そう知ってるからこそ。
今、
仕掛けるしかない。
何度目かの彼女との接触。
その道中で私は動く。
君も歌ったでしょう?
一寸先は闇。
五分の魂。
人外魔境へ…
これは誘い。
たったそれだけ。
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始祖むささび - まさか自分がどちゃもんになるとは思ってなかった… (2022年6月19日 16時) (レス) @page30 id: fcc02ce34d (このIDを非表示/違反報告)
ほしきぃら - ものすごいすごかったです!自分達がどちゃもんになるなんてちょっと不思議な感じでした。次回作待ってます (2019年12月27日 19時) (レス) id: 3f07490d69 (このIDを非表示/違反報告)
K - 感動した! (2017年2月19日 16時) (レス) id: 4ff228441d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶飲坊 | 作成日時:2015年11月24日 9時