015.茫然 ページ15
虎南分析官side
あれから数日経って、
日曜日、
太陽は見えない曇り空。
戦士の心に昼は来ない。
だけど何とかしなくては…
Aのことは知らないとしても、
このままでは隙だらけ。
それだけ彼女のことが、
戦士は好きだったのだろう。
だからこそ、
今この瞬間を、
彼ら彼女らが愛す精霊のもので、
送らせてあげたい。
こうして数人の戦士は、
日本という国の、
各都道府県に散らばった。
…そのころ。
誰も気づかない微小な反応が、
あの県で起こっていたことは、
全てが終わるその日を過ぎても、
知られていない。
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始祖むささび - まさか自分がどちゃもんになるとは思ってなかった… (2022年6月19日 16時) (レス) @page30 id: fcc02ce34d (このIDを非表示/違反報告)
ほしきぃら - ものすごいすごかったです!自分達がどちゃもんになるなんてちょっと不思議な感じでした。次回作待ってます (2019年12月27日 19時) (レス) id: 3f07490d69 (このIDを非表示/違反報告)
K - 感動した! (2017年2月19日 16時) (レス) id: 4ff228441d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶飲坊 | 作成日時:2015年11月24日 9時