【鬼滅の刃】不死川家の長女です。【キメツ学園】Part2

87話 ＊リクエストPart5-3 ページ38

sideA

玄弥と手を繋いで歩く。

｢あら、Aちゃん、玄弥くん。｣

(実家の方の)ご近所さんに会いました。

A『こんにちは。』

｢相変わらず仲良しねぇ。｣

A『そうですね。』

｢玄弥くんもお姉ちゃんと一緒に居られて嬉しいのねぇ。｣

玄弥｢べ、別にそんなんじゃ……｣

赤くなってそっぽ向かれました。

｢月曜日に落ち込んで金曜日はニコニコして登下校する玄弥くんが見られなくなって寂しいわ。｣

あらあら…

玄弥｢お、おばちゃん！もう良いでしょ！？｣

あ。兄さんが呼んでる…

A『玄弥、兄さんが呼んでますよ。』

玄弥｢うん。｣

お別れをして兄さんの元へ。


１階に来たら園芸のコーナーで足止めをくらいました。

原因は

玄弥｢わぁ。｣

なんでこの子は盆栽が好きなんでしょうか…

いやまあ、良いですけどね？

A『…見てきたらどうですか？』

玄弥｢え…でも、｣

A『待ってますから。』

玄弥｢…｣

A『そこのソファーに座ってますから。』

玄弥｢…絶対に居てよ。｣

はいはい。

チラチラと私を見ては店内に入る。

｢お、おねえさん、髪綺麗だねー！｣

玄弥は店員さんとお話に夢中だし…

兄さんはさっき違反してる生徒を捕まえに行ったし…

A『あ…あの…』

天元｢嫁〜!!!!｣

わあお。

今日は色んな知り合いと会いますね。

天元｢嫁、1人か？デートしようぜ！てか今日めっちゃ似合ってんな！けど、もっと派手につけようぜ！｣

担がないでください！

玄弥｢あっ！｣

天元｢お？居んのかよ。｣

玄弥｢離せ！ね、姉ちゃん！｣

天元｢んべ。ばーか。｣

煽りますねぇ……

実弥｢俺の弟妹を泣かす奴らはてめェらか…｣

凄い殺気ですね。

A『こわひ……』

天元｢妹に怖がられてんぞ。｣

実弥｢おいA！目ェ離すとすぐこれだ！どうなってんだ！｣

し、知りませんよぉ……

天元｢んじゃ、デートしてくるわ。｣

この状況で！？

実弥｢行かせねェよ。｣

玄弥｢姉ちゃぁ…｣

あわあわ…

A『…お、下ろしてください……』

これ以上兄の雷が落ちるのは嫌ですね。

天元｢んー…しゃーねーな。また今度デートしような。｣

全然懲りてない。


玄弥｢姉ちゃぁ｣

抱きついてきました。

実弥｢ったく。｣

A『よしよし…』

玄弥｢姉ちゃんはどこにも行かないって言ってるんだぞ！｣

天元｢嫁には来るぞ。｣

実弥｢行かせるかボケェ!!｣

ひえぇ……

声をかけた人も失神してます…

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