【鬼滅の刃】不死川家の長女です。【キメツ学園】Part2

67話 ページ18

sideA

A『……』

参観日の授業は胡蝶先生の生物です。

母は玄弥を見に行くそうです。

｢Aは何事もしっかりしてるから大丈夫よね！玄弥心配だから見てくるわ！｣

ちなみに、玄弥の授業は


実弥｢42ページ、例題1の｣

玄弥(しんどいしんどい。兄貴がいつもと違うし後ろには母ちゃん居るし…)


大丈夫かなぁ……

カナエ｢じゃあ、この器官をなんて言うか覚えてるかしら？みんな授業参観だから緊張してるのね〜。｣

胡蝶先生はいつも通りですね。

カナエ｢あら？やだ私ったら生物室に忘れ物しちゃったみたい！｣

そうでもないみたいです。


side玄弥

いつもと違う！

いつもだったら

実弥【こんな問題も解けねェのか！】

実弥【板書終わったかァ？こっち消すぞォ。てか早く書けェ!!】

怒鳴ってるのにぃ……

A『胡蝶先生、これですか？』

カナエ｢あら、ありがとう！Aちゃん。生物係がAちゃんで良かったわ！｣

!!

姉ちゃん！

実弥｢授業中だろうが。｣

カナエ｢緊張して忘れ物しちゃったみたい。｣

A『あ、玄弥〜。』

((不死川さん/先輩めっちゃ可愛い！))

ニコニコして手振ってる。

姉ちゃん助けてぇー…

A『頑張ってくださいね〜。』

姉ちゃーん!!

母｢A〜！｣

あ、母ちゃん。

A『なんですか？』

母｢玄弥と実弥の様子も見れたし、今からAの授業行くわ。｣

やった！

母ちゃんに見られると緊張するから良かった！

A『まあ良いですけど…』

母ちゃんと姉ちゃんは胡蝶先生と一緒に3年の教室に行った。

実弥｢問題解けたなら黒板に書いてもらうぞ。｣

やっべ！

実弥｢やりたい人は平常点をやる。｣

｢はい！｣

｢先生！｣

みんなスゴすぎる…


【授業終了】

参観終わったら面談あるんだよなぁ…

めんどくせぇ…

｢あ、さねみーん。｣

実弥｢あ？｣

｢さねみん、今年も猫かぶったのー？｣

実弥｢保護者の印象は良くしとかねェとな。｣

｢いつも通りのさねみんの方が良いよ！｣

｢それなー！｣

3年の先輩ってみんな兄貴と仲良しだよな…

母｢玄弥。｣

面談やだなぁ…

玄弥｢姉ちゃんのは？｣

母｢お兄ちゃんが行く事になってるわ。｣

そうなの！？

アリなの！？


｢不死川先生…｣

実弥｢あ？｣

A『私の保護者役にそう相応しい言動でお願いします。』

実弥｢知るかァ。｣

(不死川さんの面談よりも不死川先生が怖いから早く終わらせよう！)

姉ちゃんは早く終わったみたい。

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