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62話 ページ13

sideA

玄弥「姉ちゃぁ…」

A『我慢なさい。』

現在病院に居ります。

予防接種をする為ですが。

A『嫌なら目を瞑れば良いのに。』

実弥「さっさとしろォ。」

看護師さんビビってて可哀想です。

私は玄弥の熱がないかなどの軽い診察に付き添ってるんですが…

すぐ近くで先に受けた兄が予防接種を受けてます。

ただ圧が凄くて看護師さんの手が震えてます。

「じゃあ心臓の音聞くからね。」

2人から預かった荷物を置いて、一旦兄の元へ。

玄弥「姉ちゃぁぁぁ!!どこ行くの!!」

A『怖いんですか〜?』

実弥「んなワケあるかァ!」

怖かったんですね。

実弥「早く玄弥のトコ行けェ。うるせェだろうが。」

じゃあ、私を抱きしめるのやめてください。

玄弥「姉ちゃぁぁぁぁぁぁ」

泣きながら私に駆け寄る弟。

A『ダメですよぉ…診察中なのに…』

玄弥「姉ちゃんも来てよぉ…」

弟について行くと

A『…?』

服を引っ張られました。

玄弥「姉ちゃん…!」

A『先に行ってなさい。』

玄弥「やぁぁぁ…」

(あれ?問診票は高校生だよね…?)

A『ほらほら。兄さん。』

実弥「……あ?」

A『長男ですもの玄弥のお手本ぐらい出来ますよね?』

実弥「注射なんて怖くねェわ!」

やっと兄が終わりました。

待合室で安静にとの事なので荷物を持ってもらい玄弥の付添い。

A『玄弥、ほら。見るから怖いんです。』

玄弥「だってぇ…」

私に跨って注射針をガン見する弟。

A『じゃあこのままお願いします。』

玄弥「ま、ま、待って……!」

A『待ちません。』

看護師さんもオロオロしてます…

A『玄弥、お姉ちゃんの方見てたら一瞬ですよ。』

玄弥「嘘だぁ…」

まだガン見しますか。

A『じゃあ降りてください。足痺れちゃうから。』

玄弥「や。」

はぁぁ…

玄弥は私により抱きつく形になり

玄弥「…うぅ…」

覚悟を決めたのか私に蹲る形でやっと終わりました。

凄い疲れました…

足も痺れたし…

玄弥「?」

お気楽ですねぇ…

天元「おー!嫁〜♡」

1.嫁と言われ持ち上げられる
2.そのまま担がれてまた診察室へ誘拐される

たったの2秒の出来事でした。

ていうか!

A『足痺れてるので優しくしてくださいます!?』

天元「おう。」

その後、玄弥と兄さんから説教されました。

何故。


【作者より】
思ったよりもリクエストが長くなりました(--;)
ご希望に沿う形になれたら幸いです。

63話 *読者様((ry part2→←61話 *((ry9



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小夜子@元ペテン師(プロフ) - かりんさん» ただいまリクエストの内容を考えながらリアル(現実)が少々忙しかったので……そのようなコメントを残して下さりありがとうございます。落ち着きましたら再開致します。 (2020年7月29日 12時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 更新停止...また更新してくれますか??というかして欲しいです! (2020年7月27日 16時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - らかさん» 了解です…! (2020年5月27日 21時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
らか - ペテン師さんの好きにしていいですよ (2020年5月18日 8時) (レス) id: 0bcd5ff2c1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - らかさん» リクエストありがとうございます!記憶ありですかなしですか? (2020年5月8日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年2月12日 19時

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