100話 ページ1
sideA
久しぶりに学食に来ました…
A『本当にごめんなさい…私ったら……』
実弥「気にしてねェよ。」
玄弥「た、たまには良いよ!…たまにだけど…」
ご飯を炊き忘れてしまいお弁当が作れずに学食に来ました。
「うまいっっ!!!!!!」
!?!?
驚いて兄に抱きつきました。
実弥「離れろォ……」
見ると玄弥も兄にしがみついてます。
実弥「男だろうがァ。姉ちゃん守れねェぞ。」
玄弥「だ、だってビックリして…」
「うまいっ!!!!」
ビクッ
実弥「煉獄っ!静かに食えねェのか!」
え。
A『れ、煉獄先生…?』
杏寿郎「む?おお!不死川3兄弟!」
初めてそのまとめ方で呼ばれました。
玄弥「姉ちゃん進んだよ。」
あっ。
兄から離れて進みます。
注文して待ちます。
初めて利用しました。
玄弥「姉ちゃん何にしたの?」
A『えっと、B定食です。』
玄弥「Bってなんだっけ。」
A『和食です。玄弥は?』
玄弥「俺は丼。」
やっぱりあのお弁当じゃ小さい気がします…
美味しそう…
兄を待ってます。
キョロキョロしてる兄。
「さねみーん!一緒に食べよー?」
「さねみん学食に居るの珍しいね。」
実弥「たまにはな。」
凄いお腹の音…
玄弥「…」
A『いただきましょうか。』
玄弥「うん。」
先程声をかけられていたし…
A『いただきます。』
玄弥「いただきます。」
コト
トレーが置かれました。
しのぶ「お邪魔しますね。」
A『いえいえ。どうぞ。』
カナヲ「…」
恥ずかしそうにお辞儀して座るカナヲちゃん。
カナエ「お邪魔するわね。不死川くーん。」
あ、兄さん。
A『先に頂いてましたよ。』
実弥「ん。」
A『良いんですか?声掛けられていたのに。』
実弥「良いんだよ。」
玄弥(兄貴来てくれて良かったっ!俺だけ男で辛いっ!)
A『玄弥ったら…ほっぺに付いてますよ。』
手に取って食べる。
玄弥「〜ッ!」
?
実弥「そろそろ現実見ろ。」
常に見てますが。
実弥「玄弥も高一だ。あんまり世話焼きすぎると玄弥の為にならなくなるだろ。」
は…!
A『そ、そうですね。』
天元「だから俺だけに世話焼け。な?」
わを。
上を見上げると宇髄先生が…
玄弥「っ!駄目!」
A『落ち着いて、玄弥…』
実弥「テメェの世話なんてさせねェからな。」
こっちも!?
A『に、兄さんも落ち着きましょう!』
カナエ「あらあら。」
この状況で笑うの凄いです…
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年11月11日 21時