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※倉持side



『ありがとう倉持。気持ちは嬉しい』




しばらく、黙り込んでいたが話し始めた。




『私は、やっぱり御幸が好き。

倉持の気持ちには応えることできない…

でも友人としても好きなんだ。

私にとっては大事な人だから…だから…ワガママかもしれないけど…

これからもそばにいてほしい…っ』




そして泣きながら、精一杯アイツなりに、俺への気持ちをぶつけてきた。

あーあ、やっぱり敵わねえな。





「わかったよ、そばにいてやるよ」

『倉持…』

「ま、気が変わっても俺のところに来んじゃねーぞ」

『そんなことないもん!でも、倉持の方が性格は良いからね』

「そりゃどーも」



やっぱりお前には笑っていてほしい。

俺は、御幸が好きなお前が好きなのかもしれない。

これって変かもな。

一生報われないやつ。

まあ、俺にとってはそれぐらいが一番いいのかもしれねぇ。

恋ってなんなんだろうな。





***




話を済ませて最寄りまで苗字を送って、青心寮へ。



「よお」

「御幸…」



すると、すぐ御幸に遭遇した。

はたしてこれは待ち伏せしてたのか。どうか。偶然なのか、必然なのか。



「アイツと話してきたらしいな」

「まあな、ダチ同士で色々あるさ」

「ふーん」



どうやら俺たち2人が会うことはやっぱり御幸も知っていた。

隠す必要もないしいいけどよ。

なんかしちゃいけないことをしたようなそんな感覚だった。






「なあ、」

「?」

「少しでもアイツのこと泣かせるようなことがあったら許さねえからな」

「…!!わかってるよ、んなこと」

「俺の大事なダチなんだからよ」

「ダチね……ってお前もしかして」

「?なんのことだよ」

「なんでもねーや」



少し勘付いたみたいだけど、誤魔化した。変な気使われても仕方ないし。






とりあえず、お前ら幸せになれよ。



***


今更ながら、ご挨拶です。
前作に引き続き、またまたダイヤ夢です。
今回も御幸になります。
倉持sideばっかりですみませんでした。
次からは、御幸sideやらヒロインsideになります。

そして世間は色々厳しい環境下ではありますが、少しでも、この小説を読んで楽しんでいただければと思います。

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励めになります(*´꒳`*)

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 倉持洋一   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ぐみ | 作成日時:2020年4月3日 6時

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