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【プロローグ】sideA ページ7
容姿が良ければ女の子がいつも勝手に寄ってくる。
俺は来る女の子を拒まない。
夜になり、いつもBARで飲んでいる俺のそばには必ず女の子がいる。
俺みたいなやつを世間は女好きとか女たらしとか呼ぶ。
誰だって、たまには人肌を感じたくなる時くらいあるはずだ。
俺のところに来る女の子は沢山望んでくれる。
だから俺は女の子が好き。
1晩一緒に過ごせばもう2度と同じ女の子とは過ごさない。
一般的に最低なやり方だけど、俺はこう見えてスキャンダルだけは避けたいがため1度遊んだら会わないと決めている。
俺は自分で言うのもなんだがルックスはいい。
そのルックスを活かして今、四季がテーマのプロダクションで夏がテーマのRevive【りばいぶ】というユニットに所属している。
メンバーは俺と控えめなリーダー、態度がでかいチビの3人で夏ユニットだ。
でも俺は遊び人だからスキャンダルを気にしながら女の子と遊んでいる。
だから夜中に帰ることなんか珍しいことじゃないし、女の子も黙っててくれる。
別にユニットの仲が悪い訳では無いが俺は2人がいる寮にほとんど居ないようなものだ。
アイドルなのに女の子と遊んでるなんて自分でもびっくりだけど、実際、俺は女の子がどうとか気にしたことが無かった。
俺に気が強く攻撃的な女の子が現れるまでは…
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作者名：しんぐぅじ | 作者ホームページ：https://twitter.com/project00004?s=09
作成日時：2018年9月27日 15時
