第11話…レッスン ページ14
Revive寮の朝…
今日、珍しく朝一番に起きて朝食を作っていたのは桜呀だった。
同じタイミングで起きてきた爽斗と叶汰は珍しそうに桜呀のエプロン姿を見ていた。
思わず桜呀は口をとがらせて
「おはよぉーって、なんだよ!そんな物珍しい目で見るなよ!」
と頬をふくらませた。
「お、おはよう。いや、なんでもないよっ」
「めんどくさがり屋な桜呀がね、珍しいな」
朝食に並んだのは野菜スープとベーコンエッグにサラダとそんなに重くならない身体を考えたメニューになっている。
2人は桜呀の張り切り方に、一瞬明日槍が降るのではないかと思ったが、張り切ってる理由は分かっていた。
ミーティングがあると必ず桜呀が本領発揮するのが毎回Reviveの恒例行事である。
ちなみに普段、めんどくさがり屋な桜呀だが実は、家事全般こなせるのだ。
これ裏設定←
「てかぼーっとしてないで早くだべろよ。レッスン行くよ。それで夜はミーティングな?」
「うん」
「分かった」
準備を済ませレッスン室に3人で約5時間ダンスを練習していたが桜呀だけが振りを覚えきれず苦戦していた。
「一旦ストップ、桜呀?今日は終わりにするか」
「ごめんっ」
「大丈夫、気にしないで?一緒に頑張ろう?」
桜呀の声がだんだん小さくなっていく…
今日はレッスンを終わりにしようということになりリビングにてミーティングを始めた。
ミーティングの内容はReviveの売り込みについて…
夜桜プロダクションでは自分たちで売り込みの策を考えてどんどん売り出していくというのが決まりであるためReviveも売り込みについてミーティングをすることになった。
Reviveは作曲家に楽曲を提供してもらい桜呀が作詞をするスタイルで曲を作っている。
今回は新曲発表もあるためLIVEかイベントかという話でミーティングを始めた。
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作者名:しんぐぅじ | 作者ホームページ:https://twitter.com/project00004?s=09
作成日時:2018年9月27日 15時