第19話…仲直り ページ22
僕が寮に着くとリビングで爽斗が桜呀を抱いて寝ていた…
「え!? あ…」
思わず声を出してしまい爽斗が起きた。
「あ、いや、これは…」
「僕何も見てないからっ」
僕が想像していたことは違うみたいでそれを察した爽斗が僕を止めた。
「待て、説明させて」
それから爽斗に誤解をとかれ桜呀のことを聞いた。
「なるほど… 今度からはちゃんと見てあげないとだね…」
「とりあえずさっきはごめん…」
「別にいいよ。僕も悪かったし…」
「うん。じゃあ、桜呀が起きたら様子みて少し3人でゆっくりしようか?」
僕達はお互いに桜呀を守ることを約束して仲直りできた。
しばらくして桜呀が起きて3人でゆっくりすることにした。
「ごめんなさい…」
「もう謝らないの」
「そうだよ、怒ってないって」
「うん」
「で、体調は?」
「大丈夫なの?」
「体調はいいよ、ただ作詞の日にち伸ばすのとしばらく学校休ませて欲しいかな」
「それはわかった。無理はするなよ?」
「もう無理はしないよ、迷惑かけたくないし」
「じゃあ、後で学校には電話しておくね」
「あと、お互いに遠慮なしな?」
「そうだな… 遠慮したらRevive壊れちゃう」
「うん、今日からは遠慮なくいこう。」
桜呀も徐々に気持ちを伝えるようになり僕達は前よりも絆が深まった気がする。
この調子で上手くいけばいいな…
僕はReviveを作ってくれた桜呀に、ちゃんと意見を出してくれる爽斗に感謝している。
リーダーとしてしっかりしなきゃ。
ぶつかって仲が深まったけど僕がまとめないといけない。
僕は3人分の紅茶を淹れて、2人と今後について話すことにした。
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作者名:しんぐぅじ | 作者ホームページ:https://twitter.com/project00004?s=09
作成日時:2018年9月27日 15時