【刀剣乱舞】僕らの主はとにかくおかしい。

20.鶴丸、命の危機！(笑 ページ23

NoSide





乱「あーるじさん！！鬼ごっこしよう！」








『うーん。良いけど……僕足遅いよ？』







ニコニコと笑いながら立ち上がる主に、乱は笑みを深めた。









あるじさん大好き〜♪と言われ笑みを深める主を、後ろの三振は不思議そうな表情で見つめた。









燭「………昨日のあれが、嘘のようだね。」





燭台切は何とも言えない顔で後ろを見た。









加「…………主、怖かったね。」









長「………主にあんな一面があったなんて………。







………信じられんな。」









ふと長谷部は主の後ろ姿を見つめる。









その後ろには、そろりそろりと近づく鶴丸。









標的は短刀のようだ。









長谷部は自慢の機動力で鶴丸をしばきに行こうとしたが、次の瞬間……固まって動けなくなる。









主の足の間から、一期一振が顔をだしたのだ。









そして床から這い上がり、固まった鶴丸の頭を片手で掴む。









そのまま、一期は無言で空部屋へと鶴丸を閉じ込める。









馬小屋から倍速で持ってきた板で、鶴丸を閉じ込めた空部屋を釘で叩いた。









目撃者の三振が、酷く呆然とした顔でその光景を見つめる。









主への疑問は、頭にはなかった。

この小説の続きへ→←作者からの超！重要なお知らせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す