8.愛すと誓うよ ページ9
NoSide
鶴「主に手を出すなよ。」
加「大丈夫。本体は置いてきたから。」
鶴丸が出ていくと、加州は主を見つめる。
『……………ふふ、何の用かな。
蜜柑あげるよ。この果物は甘いね。』
加「あ………ありがと。」
安「本当だ！あっまい！」
『でしょう？甘いよね。
僕食べたときビックリしちゃった。』
ケラケラと笑う主に、安定は「誰が持ってきたの？」と親しげに話していた。
加「ちょっ！？待って！
話あるから聞いて！！」
ギュッと主の着物の裾を掴む清光は、覚悟を決めたように顔を上げる。
「……っ主はさ！
…………俺のこと、愛してくれる？」
清光の手は震え、不安そうに主を見ていた。
主は少し目を見開いて、何かを考え込むように少し上を見つめる。
安定は蜜柑を食べながら、二人の顔を見比べ始めた。
『……うん、良いよ。愛してあげる。
えっと………赤くん。』
加「赤君！？？俺、清光ね！清光！！」
安「あ、主。僕は安定ね。」
二振は自己紹介をし、清光は主を見つめる。
加「…………本当に、愛してくれるの？」
『……うーん。僕愛したことないから、よく分からないけど……。』
主は何処か遠くを見つめるように、誰かを思い出すように瞼を閉じた。
『愛されるって言うのは、すごく嬉しいことだと思うんだ。
だから、清光と安定。二人を愛すことを誓うよ。』
清光は瞳を輝かせ、安定は咳き込んだ。
安「…っな！？何で僕も！？？」
『………嫌だった？』
ふふっと楽しそうに笑う主を見つめた後、安定は項垂れるように布団に倒れこんだ。
安「……嫌なわけないよ。」
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せんら(プロフ) - えれんさん» 有り難うございます！こんな凡ミスありますかね……(´¨`)ｼｮｯｸ…。早急に直させていただきます！有り難うございます！ (2019年9月9日 7時) (
レス) id: 1e2db71dc0 (このIDを非表示/違反報告)
えれん(プロフ) - いきなりすみません。燭台切光忠の台詞の前の燭が間違ってましたよ。お話、とても好きです！更新楽しみにしてます！ (2019年9月9日 0時) (レス) id: 6299e122f8 (このIDを非表示/違反報告)
うわばみ(プロフ) - せんらさん» はい、頑張りましょう！(´∇｀) (2019年9月8日 8時) (レス) id: 1627c77424 (このIDを非表示/違反報告)
せんら(プロフ) - うわばみさん» うわばみさんｯ！！見てくれたんですね！有り難うございます！！これからも頑張りますので、お互い頑張りましょう！(*´∀`*) (2019年9月8日 6時) (レス) id: 1e2db71dc0 (このIDを非表示/違反報告)
うわばみ(プロフ) - 続きがとても気になります。これからも頑張って下さい。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 1627c77424 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せんら | 作成日時：2019年7月27日 21時
