蕩けるように、愛を。[鬼滅の刃、短編集]

甘えん坊.竃門炭治郎__平 ページ1

夢主Side


「…炭治郎、どこいった？」


今、絶賛炭治郎捜索中です。

１ヶ月前に告白されて、お付き合いしています。


いやはや。改めていうと照れますな〜。


まぁ喋ったりするぐらいの、老後みたいな交際です。

別にそこまで気にしてるわけじゃないし。



「…っと、ありゃ？


行き止まりだ。」



…どこいったんだ炭治郎。



「はぁ。もう明日で「よくないぞ。」ぅひつ！？」


い、今鬼みたいな声出た。


「！あ、炭治郎！探したよ。」


炭「俺も探していたんだ。」


「？何で？？」



私が首を傾げると、グイっと強い力で引っ張られた。


「………っ。」



炭「無性に会いたいな〜って思って。」



……ヤバい。


息すると炭治郎の匂いだし。

耳の真横で炭治郎の呼吸の音が聞こえるし。



……………恥ずい。





「……そ、そろそろ。


…離れない、かな？」





いつもならここで離してくれる。








炭「…………まだ駄目だ。」


「…っん！？」




炭「…まだ、足りないから。」






………耳が、壊れそう。





ていうかどうしたんだ、炭治郎。






いつもならこんなことしないのに。









「………………あ、の。炭治郎。」




炭「ん？」









「…………なんか、あった？」









炭治郎は、年相応の幼い笑顔で笑った。









炭「………甘えたくなっただけだ。」









「………………そっ、か。」








……炭治郎、長男だから。








「…炭治郎。」






炭「…？……あ、ごめん。



嫌、だったか？「炭治郎。」









私は炭治郎から数歩離れて笑った。









「………大好き！」









…今、自分がどんな顔してるか分からないけど。



……………まぁいいか。









炭((…反則だ…、可愛いすぎる……。

お仕置き.冨岡義勇____甘→

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