台帳２０−１２ 【イェソン】SUPER JUNIOR ページ32
ユノ「…殺されたのか。あいつの家族…」
チャンミン「ええ…、スパイ活動をカモフラージュするために選んだ家族でしたが、ジョンウンにとってはかけがえのない大切なものだったそうです…けれど敵対する組織に自分の存在を知られ、任務のため海外に出ている間に殺された…絶望の中、一緒に行こうと約束していた海に足を運び殺された家族を偲んでいると、たまたま自分の息子と同じくらいのジウォンと出会った…そして目の前で波にさらわれ…」
ーおい！大丈夫か！ー
ーお願いしま…す…この子を…助け…て…ー
チャンミン「助けに入った彼がジウォンを受け取ると母親はそのまま海に沈んでいった…」
ー頼む！目を開けてくれ！死ぬな！ー
チャンミン「ジウォンを浜辺に寝かせ心肺蘇生術を行ったけど、すでに手遅れで…」
ーうわぁぁぁーーーっ？！ー
チャンミン「自分の家族…死んだ息子と同じくらいの子供と母親…二度も助けられなかった彼はそのまま闇へと堕ちていった…」
ユノ「…あいつは？」
チャンミン「Aと河原へ…」
ユノ「これも…運命ってやつ…か？」
チャンミン「…さあ…どうでしょうか…」
ジウォンの墓に手を合わせるジョンウン。
イェソン「助けてやれなくてすまない…」
A「いいえ、きっとあの子がここへ導いて下さったのですわ…自分のために悲しむ必要はないと…幸せになってもらいたいと…」
「女将さーん！」と朋未の声がする。
朋実「お迎えの方が見えました！」
ジョンウン、立ち上がる。
イェソン「ありがとう…世話になった…」
深く頭を下げる。
A「お気をつけてお帰りくださいませ…」
朋実と一緒に行くジョンウンを河原から見送るA。
チャンミン「A…」
入れ替わりにチャンミンが河原にやってくる。
A「不思議なご縁だったわね…」
寂しそうに微笑むA。
そっと抱きしめるチャンミン。
A「ジウォンに…会いたかった…っ」
チャンミン「いつか…会えます…よ…」
二人の視線の先に若い母親と男の子が立っている。
A「ジ…ウォン…」
チャンミン「ええ…！あの写真の…！」
ジウォン、笑いながらAに手を振る。
そして母親の手をつなぐとスーッとそのまま消えていった…
縁とは不思議なもの。
在るようで無く、
無いようで在る…
そしてそれが繋がっているものならば
どんな形でも
いつか出会うことが出来るのかもしれない…
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純子(プロフ) - ミレイ〜 いつの間にか終わっていたのですね 番外編楽しみです (2013年1月12日 23時) (
レス) id: 5700fbf0f8 (このIDを非表示/違反報告)
愛絵理(プロフ) - 最後までご苦労様でした。このお話はとっても面白くて切なくてすっごく好きなお話だったので終わってしまって寂しいです。またお会い出来るといいと思っています。今までお疲れさまでした。ご苦労様でした。 (2012年12月29日 22時) (レス) id: e5e67c1d8d (このIDを非表示/違反報告)
愛絵理(プロフ) - 最後は支配人夫婦もハッピーエンドになったんですね。良かったです。未来（ミレイ）って名前いいですね。可愛いです。よかったぁ〜、二人とも幸せになれて…。最後の最後に神様が与えて下さったのですね。ありがとう…神さま…チャミ支配人！ (2012年12月29日 22時) (レス) id: e5e67c1d8d (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 叶多さん» はじめまして♪最後まで読んでくれてありがとう！ご期待に添えるかわかりませんが待ってます＾＾ (2012年12月28日 23時) (レス) id: d094442924 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - はじめまして!!!一気に読んでしまいました。とっても面白かったです(*^^*)他の作品も読ませて頂きます♪ (2012年12月28日 23時) (レス) id: 2473208c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：崔紫無（bubu） | 作成日時：2012年4月14日 0時
