台帳２０−７ 【イェソン】SUPER JUNIOR ページ27
イェソンを部屋に送り出ると壁にもたれたチャンミンが待っている。
A「チャンミン…」
チャンミン「…何か聞き出せましたか？」
顔も見ずに聞く。
A「確かではないけれど…あなたの勘は外れてはいないと思うわ。」
チャンミン「そうですか…。わかりました。続きは事務所で聞きます。」
ゆっくりと体を起こすとAの顔も見ずに歩き出す。
A「チャンミン…っ！」
チャンミンの背中を追いかけるA。
A「待って！」
止まるチャンミン。
Aの手がチャンミンの背中に触れる。
チャンミン「見ないで下さい…っ！」
A「チャンミン…」
チャンミン「河原にいるAと彼を見ただけで嫉妬する醜い僕の顔…自分から朋ちゃんと代わるようお願いしておいて…っ！」
チャンミンの背中からそっと手を離すA。
チャンミン「すみません…少し頭冷やしてきます！話はそれから…っ！」
逃げるようにその場を去るチャンミン。
取り残されたA、その場に立ち尽くす。
ユノ「気にすんな。」
A「ユノ！」
ユノ「カンインの時のことがまだ尾を引いてんだ…」
A「私が言ったこと…？」
ユノ「それもあるが、怖いんだよ。」
A「怖い？」
ユノ「ああ、もし自分が感情的になったら、またお前を失うんじゃないかって…」
A「そんな…私が愛してるのはチャンミンだけなのに…」
ユノ「言葉だけじゃダメなんだよ…自分たちが愛し合ってるという確固たる証が欲しいのさ。」
A「それは私だって…」
ユノ「今のままじゃ無理だ…わかってるだろ？」
A「…」
ユノ「しかし、世の中どうなっちまってんだろな！昔に比べてここに迷い込んでくる奴が多すぎる！」
A「どうしてかしらね…？人を愛するって難しいことではないのに…」
ユノ「…組合長に頼んでみたらどうだ？」
A「え？」
ユノ「お前と朋未だけじゃ、どうしてもお前に負担が掛っちまう…もう一人女手を増やせば？」
A「…酷ね…本当なら朋ちゃんにだってさせたくないのに…」
ユノ「A…」
A「人と人が交わりながら治療していくことを昔の人は‘治色’(ちしょく)と呼んだわ…けれどこれには大きな犠牲を伴う…割り切らなきゃならないのは私の方なの…」
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純子(プロフ) - ミレイ〜 いつの間にか終わっていたのですね 番外編楽しみです (2013年1月12日 23時) (
レス) id: 5700fbf0f8 (このIDを非表示/違反報告)
愛絵理(プロフ) - 最後までご苦労様でした。このお話はとっても面白くて切なくてすっごく好きなお話だったので終わってしまって寂しいです。またお会い出来るといいと思っています。今までお疲れさまでした。ご苦労様でした。 (2012年12月29日 22時) (レス) id: e5e67c1d8d (このIDを非表示/違反報告)
愛絵理(プロフ) - 最後は支配人夫婦もハッピーエンドになったんですね。良かったです。未来（ミレイ）って名前いいですね。可愛いです。よかったぁ〜、二人とも幸せになれて…。最後の最後に神様が与えて下さったのですね。ありがとう…神さま…チャミ支配人！ (2012年12月29日 22時) (レス) id: e5e67c1d8d (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 叶多さん» はじめまして♪最後まで読んでくれてありがとう！ご期待に添えるかわかりませんが待ってます＾＾ (2012年12月28日 23時) (レス) id: d094442924 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - はじめまして!!!一気に読んでしまいました。とっても面白かったです(*^^*)他の作品も読ませて頂きます♪ (2012年12月28日 23時) (レス) id: 2473208c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：崔紫無（bubu） | 作成日時：2012年4月14日 0時
