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「でも、嬉しいな」
『…？』
不意に、ホークスが俺の手を取る。それまでの一連の流れは自然で…まるで新郎が新婦の手を取る様な、
「俺の行動を一々意識して赤くなるAさん…凄く可愛いですよ」
『…………っっ！！！』
かぁっ、と顔がもっと熱くなる。ホークスは俺を焼死させるつもりか？恥ずかしすぎるし熱すぎるんだが！
『口説いてくるんじゃねえ！！』
「えー」
口元を思わず手で隠してしまった。もちろんのこと顔の熱なんて全く引かない。
『っ、いつからだよ』
「はい？」
『いつからお前は俺の事なんざ好きになったんだよ…おかしいだろ、俺醜態しか晒してないし…』
「んー……最初から、ですかね」
『はぁ？』
にっこりと笑う目の前の鷹。
まるで理由を隠しているかのような素振りに疑問を抱きつつも、『あっそ…』と受け流した。
『つか、何でこのタイミングでカミングアウト？お陰で雄英での仕事はかどらないんですけど…』
「おや、それが俺の狙いなんですけど分かりません？」
『へっ！？』
どうやら彼は、俺が思っているより俺の事が好きなのかもしれない。
その証拠に、今も熱の篭った目で見つめられているのだし。俺としては凄く困るんだ、この目。直視なんて出来るはずもないから。
「ま、貴方の照れた顔は見飽きる事なんてありませんけど…今日はここまでにしてあげますよ、楽しませてもらったし」
『そ、そーかよ…』
色っぽい顔のまま、人差し指でクイッと顎を持ち上げられる。
それに緊張でぐっと唇を噛みしめればきゅう、と目を細められたが宣言通り何もされず、手を離された。
それに思わずほう、と息を吐く。
「んじゃ、俺はこの後仕事あるんでー。お邪魔しました！」
『っお、おぅ』
……マジでお邪魔されたな…色んな意味で。
これ以上羞恥で真っ赤になった自分の顔とか見られたくないし早よ帰ってくれ一刻も早く。行ってらっしゃいお仕事頑張ってね。
俺のこの思考が伝わったのか伝わってないのか、ホークスはくす、と含み笑いをしてから……
＿＿＿＿＿＿バサッ、
『うぉっ、』
赤い翼を勢いよくはためかせて、事務所の窓枠から飛んで行った。
あ……羽根散ってる…綺麗だな…………
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『じゃない！！ドアから帰れ！！！！！』
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うえ - すうううううう...荼毘との絡み最高っす..しんだ...かわいい.. (2月4日 16時) (
レス) @page23 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
うん(プロフ) - はあーーーー続編も神とか何者ですか？あ、神ですね。 (2022年11月6日 20時) (レス) id: 7a99e6e95b (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 爽さん» 私も愛してます！！ええ！！続篇でも頑張ります……！続篇ではキャラ沢山出ますからね……w奇声が2倍になられる位良い物語を書けるよう頑張りますねw有難う御座いますw (2021年11月29日 15時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - ねぇえ!!ねぇえ!!本当に愛してますもう!(唐突な告白)続編おめでとうございます!!一生付いてきます。これからも奇声、奇行、吐血、元気にやって行こうと思います!! (2021年11月29日 1時) (レス) @page50 id: 23f7552425 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - ラーメンさん» はい！次はとうとう続編です！！楽しみっすね……雄英のお話頑張りますw！ (2021年11月28日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2021年9月21日 22時
