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マフラーを取られたことに疑問を抱いていると、
「……これくらいは、許してくれよ？」
『えっ？ちょ……ぁ、！？』
耳裏にべろぉっ、と舌を這わせられた。
ビクッ、！と反応をすれば、もっと…とでも言う様にくちゅりという音と共に、耳の中に舌を入れてくる。
力が抜けて、顔が燃えるように熱い。そんな自分がどうにも情けなくて、ぷるぷると震えた。
(待って待って、何だこれ……っ、耳、おかし、)
『待っ、待って……荼毘…っ！』
「……」
思わず弱々しい声を出してしまった。自分でも、んだよその声女々し過ぎだろ女の子ですか？って言いたいくらいに。
『っ、』
「…………あー…っやべ……」
瞬間、荼毘が低い声で何かを呟いたかと思うと、俺の服を肩まではだけさせた。
………………ん？？？？？
『へっ、え、寒っ？！てか何やって、』
「んー……あぁ…据え膳食わぬは男の恥だろ？」
『据え…！？ち、違っ、Don't 据え膳だわ！！！』
＿＿＿＿＿＿ガリッ、
『い"ぁっ！？！』
……かと思いきや、急に首筋に感じる痛み。
暖かい息と共に荼毘の尖った歯の感触がモロに来た事から、恐らく噛まれたんだろう。
『っへ、』
俺が唖然としている間にも荼毘は事を続ける。
今度は歯を離したかと思うと、噛み跡を労るかの様に舌でぺろぺろとなぞってくるのだ。
そのままツツツ、と内側に舌が入ってきて＿＿＿
『っ、ちょ！！な、何やってんだよ！？』
そこまででやっと理性を取り戻して、荼毘を突き放そうとする。が、やはり力は荼毘の方が強くて出来なかった。
……かと思いきや、あちらから離された。
バッ、とその場から飛び退き離れて、噛まれた首筋を抑える。
『はっ、ぇ、荼毘……？なん…？』
荼毘はただ、こちらを見て笑っていた。
………………いや色気やばいな！？！？！？
ー
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うえ - すうううううう...荼毘との絡み最高っす..しんだ...かわいい.. (2月4日 16時) (
レス) @page23 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
うん(プロフ) - はあーーーー続編も神とか何者ですか？あ、神ですね。 (2022年11月6日 20時) (レス) id: 7a99e6e95b (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 爽さん» 私も愛してます！！ええ！！続篇でも頑張ります……！続篇ではキャラ沢山出ますからね……w奇声が2倍になられる位良い物語を書けるよう頑張りますねw有難う御座いますw (2021年11月29日 15時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - ねぇえ!!ねぇえ!!本当に愛してますもう!(唐突な告白)続編おめでとうございます!!一生付いてきます。これからも奇声、奇行、吐血、元気にやって行こうと思います!! (2021年11月29日 1時) (レス) @page50 id: 23f7552425 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - ラーメンさん» はい！次はとうとう続編です！！楽しみっすね……雄英のお話頑張りますw！ (2021年11月28日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2021年9月21日 22時
