Mr.simple〜君はそのままがいい〜8

ウネだもん―ｳﾆｮｸside― ページ38

玄関を出る俺。とﾄﾞﾝﾍ。

ﾄﾞﾝﾍ｢なぁﾋｮｸﾁｪ…｣

と、右肩を掴まれる。


ﾄﾞﾝﾍ｢何もしてないよな｣

アホの子ﾄﾞﾝﾍが、今日は妙に男らしい。


俺｢なんで…｣
ﾄﾞﾝﾍ｢いいから答えろ｣

………なら、答えてやるよ。

正直に………

俺｢キス………した｣

ﾄﾞﾝﾍ｢っお前っ……！！｣

俺｢って、言ったらどうする………｣

殴りかかろうとするﾄﾞﾝﾍの手が止まる。


………言えるわけない(((((｡ﾉﾉ))

喧嘩したくないもん……

それに今のﾄﾞﾝﾍ恐かった………泣

ﾄﾞﾝﾍ｢………ふざけるなよ……｣

俺｢ごっ…ごめん(￣∇￣;)ゞ
何もしてないから安心して｣

ﾄﾞﾝﾍ｢それと…｣


今度は何だ( ＴДＴ)！！


ﾄﾞﾝﾍ｢いつから知ってた……？｣


ﾄﾞﾝﾍがAを好きだってこと？


ﾄﾞﾝﾍ｢けっこう隠してたつもりなんだけど…｣


隠したって俺には分かるよ。

だって、ウネだもん。


つか、Aのことになると真剣だし、

バレバレだよ。

でも、やっぱりそうだったんだ………

(実は半信半疑だった)

俺｢いつだろうな……気がついたら悟ってた(笑)｣

ﾄﾞﾝﾍ｢なにそれ(笑)｣

ｳﾆｮｸ｢あ〜Aに会いたい！
戻ろ〜っと♪｣

ﾄﾞﾝﾍ｢あっ！！負けないからなっっ！！｣

俺はﾄﾞﾝﾍのその言葉を聞いて、固まってしまった。

ﾄﾞﾝﾍ｢ﾋｮｸﾁｪ？｣

俺は抑え目に笑って、中へ入った。


いざとなったら、俺も引かないからね。


この事に関しては、喧嘩が嫌いとは言ってられない。

本当に心配するべきは…→←何してるんだ―ｶﾝｲﾝside―

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