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止めないで―ウニョクside― ページ34

いきなり握られた手はフワフワしてて、優しくて、温かかった。

どうやら彼女は俺を洗面所まで連れてってくれるらしい。

そこの小さなイスに座らされると、

俺の顔を拭いてくれた。


俺の右の頬に添えてる手が優しくて。

もちろん、拭く手も優しくって。

手が添えられてる頬が熱い。

そこからどんどん体中に熱は広がり、

同時にどんどん心拍数が上がっていた。


俺はこのドキドキに耐えられなくなって、

右頬に添えられたその手を掴んだ。


拭く手が止まった。


A「あ……ごめんなさい…。
わざわざ私がやらなくても、自分で出来ますよね」

声で苦笑いしてるのが分かる。

んっ??……今、私って言った?


そういえばさっきから、オッパって呼ばれてない?俺。


A「余計なことしてごめんなさい、
タオル渡す…」

―ギュッ―

無意識に俺は掴んでいた手を離し、

彼女のその逆の手を掴んだ。


俺「……止めないで………」


こんなこと言ってる自分が恥ずかしくてたまらない。


だけど違う、嫌で掴んだんじゃない。


それをまず分かってほしくて。


それにこれ以上こうしてたら、気持ちが爆発しそうだったんだ。


どうか気づいて


そして分かって


俺の気持ちに


A「………うん……」


………………

…………


……


……あれ?A?


一向に動かない彼女の手。

何かあった?

A「あの……オッパ」

「ウェ!!!」

この変な間が恥ずかしくて叫んじゃったよ。

A「……手を……離して……」


え………あ……………そうか。


俺が掴んでたのか( ̄∇ ̄*)ゞソーダッタソーダッタ


俺「…アハハハ///ミアネ(苦笑)」

俺が手を離さなきゃ、そりゃ始まらないよ(;´∇`)ゞ

手を離すと、ちゃんと彼女は続けてくれた。

恥ずかしい―ウニョクside―→←(名前)から見た俺たち


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Juno(プロフ) - 作品ごとのパスワードさえわかれば以前の作品もIDが変わっても編集出来ます (2012年8月16日 2時) (携帯から) (レス) id: d5b91689d4 (このIDを非表示/違反報告)
蜘菠琉 - 早く読みたいですっっっ\(◎o◎)/! (2012年3月22日 9時) (レス) id: 7227e9b720 (このIDを非表示/違反報告)
K-POP - ハン様との絡みわ無いんですか? (2012年3月12日 5時) (レス) id: d43385d4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ちいすけ - ドンへ、かっこよすぎます(((o(*゚▽゚*)o))) (2012年2月15日 17時) (レス) id: 020975f29e (このIDを非表示/違反報告)
ギュイェlove★ - この小説大好きです(〃▽〃) 私的にはキュヒョンとドンヘとラブハプニングがあったらいいな(*^_^*)と思いました(^-^) 更新、待ってます(≧∀≦) (2012年1月30日 18時) (携帯から) (レス) id: c18e0ea141 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NANA | 作成日時:2011年12月27日 21時

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