Simp8 ページ8
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SG「よろしくお願いします」
現実逃避した私の目の前に現れたのは
紛れもなく朝から私がコーヒーをぶちまけたスングァンで
シャツにシミも残っている。
VN「スングァナー！！」
近くに座るボノニがスングァンの事を親しそうに呼んだ。
私はふと昼間のことを思い出した。
「ボノニの…仲の良い同期…」
冷や汗がたらりと背中をつたる。
そんな偶然があっていいのか。
VN「こっち来いよ！！」
なんて無理やり席を空けようとする彼を
どうしようもなく殴りたくなる気持ちを抑えて
バレないよう移動しようとすると
惜しくもボノニに捕まえられる。
VN「どこいくの？
言ってた同期だから紹介させて」
口を四角にして笑うボノニの笑顔になんだか
逆らえなくてその場から動けなくなった。
SG「やー！ボノニ、助かった…」
よっぽど緊張していたのか
私には気づかずにボノニの隣に座る。
VN「お前だけなの？そっちの部署」
SG「そうなんだよ〜あんまりだ」
なんて落ち込む姿は高校生の時から変わっていない。
SG「お前は部署に同期いるの？」
VN「いるよ！この子！Aって言うんだ！」
じゃーん！なんて効果音が聞こえてきそうなほど
ハッピーな紹介をしてもらった私は
恐る恐るスングァンの方へ目をやると
彼は信じられないとでも言うように
目を見開いている。
「………」
VN「ん？人見知りなの？
こいつはスングァン！同期仲間増えたね」
SG「………」
ボノニが気を使ってか沢山話してくれるのに対して
私達はお互い目を逸らして口を噤んだ。
VN「……………え、何」
SG「高校の同級生なんだ」
VN「あ！そうなの！言ってよ 笑」
「ごめんごめん
久しぶりだね。」
ボノニの顔を見ると我慢して話すしかないのかなと思い、重たい口を開く。
SG「あー朝ぶりだけどね 笑」
昔と変わらない笑顔で受け止めてくれるんだ。
VN「…朝会ったの？笑」
「コーヒーかけちゃったんだよね」
SG「激アツのね」
ほらシミなんてボノニに見せつけている。
ボノニが居なければ、こうやって話すこともなかっただろうな。
良いのか、悪いのか。
私の気持ちはぐちゃぐちゃだ。
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です！どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています！！ (3月27日 0時) (
レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった！これからも更新楽しみにしてます！ (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー！SGの珍しくって気になって見ちゃいました！他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます！更新待ってます！ (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください！応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月15日 23時
