Simp28 ページ28
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興奮気味の兄を少し黙らせて
「先輩、是非ご遠慮ください。」
なんて食い気味に言ってみるものの
楽しそうに笑って、さぁなんて首をかしげてくるから悪い男だ。
「うち何もないし！！
狭いんで！！」
JH「タワマンのくせにそんな噓よく言うよ
何もないのは本当だけど。」
WN「新居祝いでもしましょうか」
JH「名案！！ さぁ買い出しするよ！！」
「え！、ちょ、」
私の腕を引っ張っていくもんだから
兄の力に勝てるはずもなくしぶしぶついていく。
こんな予定は一ミリもなかったのに。
JH「アヒージョは必須だよね」
「何にも作れないくせに」
JH「ハンバーグ作って」
「自分で作ってよ」
JH「作れないけど食べたい」
「俺様はモテないよ〜」
JH「社内でモテてるし！！」
「はいはい」
なにもできない兄は甘ったれで料理も作れない。
母の作り置きが無ければきっと餓死してる。
それかデリバリーのし過ぎでふとってるだろうな。
なんてくだらないこと考えて、ふと後ろを見ると
静かに先輩がカートを押してくれている。
兄はお菓子コーナーに走り去っていくし。
私しかいないかと声をかける。
「すみません。変わります。」
WN「これしかできないし、やらせて」
なんて紳士な行動に慣れていない私は
少し照れてしまう。
「先輩、何食べたいですか」
WN「得意料理は？」
「ハンバーグです、」
WN「それで先輩あんなに食べたそうなんだ 笑」
「まぁ、たぶん」
WN「俺の分もよろしく」
「そんなのでいいんですか？」
WN「気になる子にご飯作ってもらえるだけ贅沢でしょ」
なんてまたにやりと笑う仕草が色っぽくて。
「そんなストレートに、」
WN「ちゃんと言わないとAちゃん、分かってくれないでしょ」
「否定はできませんけど...」
WN「そんなところも可愛いけど」
言われない言葉に耳が熱くなるのがわかる。
くすぐったい言葉が私の心臓を少し躍らせる。
「やめてください」
WN「耳赤いよ」
「いわないでください！！」
茶化すように伝わる言葉も
威力としては十分すぎて。
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WN「ちゃんと意識して」
誰にも聞こえないように耳元でささやく声は悪魔みたいだ。
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です！どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています！！ (3月27日 0時) (
レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった！これからも更新楽しみにしてます！ (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー！SGの珍しくって気になって見ちゃいました！他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます！更新待ってます！ (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください！応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月15日 23時
