Simp27 ページ27
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JH｢俺ここに泊まるー！！！｣
心配した兄がそう言い出したのが始まりだった。
｢いいよ大丈夫｣なんて突き放しても
｢俺の知らないところで可愛い妹が泣いてるの無理！｣って
またシスコン発揮して。
｢はぁ…｣
なんてため息つきながらも
少し安心してしまう自分がいる。
そこまでは良かったのに。
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JH｢迎えに来たよ〜｣
『専務…がいる…』
『え、迎えに来たって誰を？』
『専務イケメンすぎ』
私の部内がざわついたお陰で
兄の登場に気がついた私なんだけれど。
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｢最っ悪だ。｣
JH｢あ！Aー！！帰るよー！！｣
なんてにっこにこで手を振ってくるのは
会社内で大人気の専務ユン・ジョンハン。
『……よく考えたら苗字一緒だ』
『顔も似てるじゃん…』
『えっ、えーー、え』
注目の的になんてなりたくないのに
あのバカ兄貴め。
WN｢大丈夫？笑｣
なんて言葉とは裏腹に
笑いを堪えるように口角がピクついている。
｢…笑わないでください｣
WN｢隠してたのにねー笑｣
｢なんか楽しそうだし…｣
私の不幸を笑う酷い先輩だ。
JH｢おそ！何話してんの！｣
痺れを切らしたのかズカズカと
図々しく私の部署まで乗り込んできた兄は
頬をふくらませて本当に子供みたい。
WN｢ヒョン…声が大きいですよ｣
JH｢…あ！ウォヌ！同じ部署だったのか｣
｢…………え？…顔見知り？｣
どうやら顔見知りのふたりは
仲良さそうに話しているから頭が追いつかない。
｢こいつ仕事できるし、本好きだから話し合うのよ｣
にひひと笑った兄は
どうやら先輩がお気に入りの後輩のようだ。
WN｢仕事はぼちぼちです｣
JH｢謙遜しない！社長賞も断るしなぁ困ったやつ｣
WN｢貰って目立ちたくないんで｣
JH｢俺お前のそんなとこ好きだよ｣
会話にツッコミが全く追いつけなくて
理解するのに必死だ。
社長賞？
なんて人なんだよ。
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JH｢なら、宅飲みするか！｣
知らぬ間に進む話にやっと追いつけたのは
話が全て終わったあとだった。
｢誰の家で｣
JH｢俺とお前の家｣
｢私の家だから｣
｢いーのいーの！｣
なんて能天気な兄に連れられた先輩は
少し困ったような顔をした。
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です！どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています！！ (3月27日 0時) (
レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった！これからも更新楽しみにしてます！ (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー！SGの珍しくって気になって見ちゃいました！他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます！更新待ってます！ (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください！応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月15日 23時
