Simp17 ページ17
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「…私にとっても何にも変えられない大事な本です」
先生にとっては駄作かもしれない。
売れなければ意味が無いのかもしれない。
でも私はこの本に出会ったことに意味を感じているから。
「素敵な本なのに駄作なんて言わないでください」
先生の目を見てはっきり言うと
耳を少し赤くしてそっぽを向いてしまった。
WN「あー 笑」
なんて隣でくすくすと笑う先輩を肘でつつくと
WN「大丈夫、怒ってないよ」
「……大丈夫ですよね？」
WN「耳赤いでしょ？照れてるんだよ」
「…可愛らしい人ですね」
WN「純愛小説かける具合にはウブだからね 笑」
凄く心の綺麗な人だということはヒシヒシと伝わる。
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WN「新作の進行度合いを今日は聞きに来たんですが
その後どうですか？」
ソファに対面で座り
途中まで書かれた小説を読んでいく
WZ「今回は読み切りにしようかなと思ってて」
WOOZIでは珍しい読み切りの本は
いつもより少し厚めの本になりそうだ。
WN「ヒョンが読み切り？？珍しいね…」
WZ「…挑戦してみたくなって 笑」
なんておちゃめな姿が特徴的だ。
早速読もうかと紙を手に取る。
字が綺麗に並んでいてとても読みやすい。
「……」
読み切りだと深くでも簡潔に。
その流れを重視されるからとても難しい案件だ。
当たれば飛ぶように売れたり、映画化されたりする。
「…………」
WN「……ヒョン」
「めちゃくちゃいいですこれ、」
WN「…うん、めっちゃいいよ」
2人で思わず目に涙をためながら
読み進める手を止めることは出来なかった。
丁寧に描かれた情景や
細すぎる感情を余すことなく表現し
読者の心を鷲掴みして来る。
WZ「良かった、」
安堵したように深いため息をつく。
小説家は常に独りだ。
静かな家の中で描く作品は
豊かな想像力から生まれる。
誰かの反応を知らずに描き終える作品を
見せるのはすごく緊張することだろう。
「……先生」
「…売りましょう早く」
WZ「お前…気が早いんだよ 笑」
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です！どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています！！ (3月27日 0時) (
レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった！これからも更新楽しみにしてます！ (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー！SGの珍しくって気になって見ちゃいました！他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます！更新待ってます！ (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください！応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月15日 23時
