Simp14 ページ14
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「い"った、」
翌日目覚めると、酷い頭痛の倦怠感に襲われる。
絶対二日酔いだ。
こんなに酷い二日酔いは初めてで、少し自分でも笑ってしまう。
「……気持ち悪」
食欲もわかず、とりあえずインスタントのコンスープだけは頑張って飲みきったものの、既に気分は悪くコンディションは最高に悪い。
鏡を見れば信じられないくらい浮腫んでいる自分の顔があった。
「あちゃ〜、 笑」
なんて朝から頭を抱えた。
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VN「おっはよーって、死んでるね」
出社したものの倦怠感には勝てず、せめて始業するまでは寝ていようと机を土台に仮眠していると、元気そうなボノニの声がする。
「……絶賛二日酔い」
VN「ピースの顔じゃないんだけど 笑」
「逆になんでそんな元気なの」
VN「んー寝たら酒抜けるくない?」
「……うざい」
聞けば昨日の帰宅時間は午後二時頃だったらしい。
1次会は22時頃には終わってたよな……と思うと
二次会が恐ろしい。
VN「いやいや!俺が三次会まで行ったからその時間なんだよ」
長かったんだねと聞けば
三次会まで行ったと言うから吹き出した。
「ねぇ、元気すぎ 笑」
MG「ほーーんとに元気だったこいつ」
「わっ!!びっくりした」
背後から急に現れるから驚いて後ろを見ると、こちらも二日酔いなんてして無さそうなミンギュさんが居た。
MG「あ、てか君たち今日から外回りだよ」
「え!早!」
WN「たまたま締切が近いから、進行スピード確認しに行くだけだよ」
「もう!、!」
後ろから背後霊のように現れるのはやめてください。
1人ならず2人も、ドSなのかもしれない。
WN「今日お伺いする作家さんは担当の好き嫌いが激しくて、嫌いになられたらとことん話も聞いてくれないから気をつけてね」
なんて爽やかで言うような内容じゃありません、
そして言うのが少し遅いです。ウォヌ先輩。
「……お名前伺っても?。」
WN「WOOZIだよ」
「……WOOZIさん!、」
WN「知ってる?」
「知ってるも何も1番好きな作家さんです!」
彼の描く世界はいつも少し色褪せた哀愛深い恋の話が多く、選ぶ言葉や描く背景がいつも儚く消えてしまいそうな、繊細すぎる小説。
大人気の作家だ。
WN「そうか 、良かったな 笑」
そんな人の担当をしてたのか、この人……
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です!どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています!! (3月27日 0時) (レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった!これからも更新楽しみにしてます! (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー!SGの珍しくって気になって見ちゃいました!他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます!更新待ってます! (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください!応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Buu | 作成日時:2023年8月15日 23時