Simp2 ページ2
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" A〜何時に韓国着く？ "
「昨日卒業式終わったから
今日飛行機に乗って帰るよー！」
" 迎えに行くね！ "
「いいのに〜、、」
" いいから！後でね！ "
なんて一方的に切られた電話。
相変わらず変わってないな。
なんてくすくす笑いながら空港のロビーでくつろぐ。
「…4年ぶりかぁ」
私は高校を卒業後。
アメリカの大学への留学が決まっており
4年の歳月を経て韓国て帰国する。
帰国後は私のお爺様が立ち上げた会社へ
就職することが決まっている。
4年間。
私は一度も韓国へ戻らなかった。
何故帰ってこないのかと
何度も家族に怒られたが
私は頑なに帰らないと意地を張っていた。
「……さぁ帰るか」
重たい腰を上げて搭乗ゲートへ向かう。
韓国はスングァンのことを思い出す。
甘い恋心は苦くなってしまったけれど
もう過ぎたことだし…と何度も唱えて
思い出として胸の奥にしまった。
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" こっちー！！！！ "
荷物を受け取って
歩いていると聞き覚えのある声がして
思わず振り向く。
「声が大きいよ…全く」
" おかえり〜可愛い4年ぶり〜 "
「頭わしゃわしゃしないで！！」
" オッパに言うセリフかよ "
「…ヤー！ユンジョンハン」
そうこの人は私の実の兄。
過度なシスコン野郎だ。
JH「迎えに来てやったのに」
「お願いしてないよ」
JH「お願いする気だったろ」
「タクシーで行くつもりでした」
JH「つんつんしてても可愛い」
そう。重症なんです。
話しながら自然と私のキャリーは奪われ
車へとエスコートしてくれる。
素晴らしい兄には変わりない。
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「…私の持ち家ってことでいいの？」
卒業祝いに用意された一人暮らし用のマンションは
女性一人が使うにはあまりにも広すぎて
オートロック付き、ロビーにはコンシェルジュもいる。
JH「うん、お爺様からだよ」
「もっと普通でよかったんだけど」
JH「Aは家の大事な孫娘だからね」
「…だとしてもだよ」
1人で住むのは少し寂しすぎるよ。
会社へは徒歩圏内で便利なのは便利だけど。
JH「持家で家賃もないしいいじゃーん
おじい様、俺には車だったのにー、」
「……車も大層なプレゼントだよ」
兄は少し金銭感覚がズレている。
お金持ちあるあるなんだろうか。
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さき(プロフ) - スングァン推しにはたまらない最高すぎる作品です！どうかお願いなので完結してほしいです、、、楽しみにしています！！ (3月27日 0時) (
レス) @page28 id: f0a266abd8 (このIDを非表示/違反報告)
OO - 初コメ失礼します。本当に最高の作品です…出会えてよかった！これからも更新楽しみにしてます！ (2月27日 0時) (レス) @page27 id: 1c5ed37b8c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こころがくるしー！SGの珍しくって気になって見ちゃいました！他の人も出るのかなぁなんて思いながらワクワクしてます！更新待ってます！ (2月5日 2時) (レス) @page26 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。切なすぎてキュンキュンしながら毎回読ませてもらってます。更新頑張ってください！応援してます (1月14日 19時) (レス) @page23 id: efd215a404 (このIDを非表示/違反報告)
yuimii1228(プロフ) - ぶーちゃん主役の小説少なくて、素敵な内容ですごく楽しみにさせていただいてます(^^)更新楽しみに待ってます♪ (8月19日 0時) (レス) @page12 id: d7f6e183fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月15日 23時
