検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:69,737 hit

獄卒少女、34話を知る ページ39

コソコソと話していると前からの会話が耳に入った。体育館の端っこ。大地さんと清水先輩が2人で話してる。何話してるんだろ。すすすすって体をこっそり動かして2人の声を聞いてみる。

「清水、今日1人で大丈夫か?」

「うん。白ちゃんが入るまでは1人だったから」

「あの!十六夜は今日どうしたんですか?」


会話に思わず乱入してしまう。
さっき感じた違和感はこれだったんだ。
体育館をグルリと見渡しても十六夜の姿は無い。
まさかまた迷ってる?方向音痴だって言ってたけどそこまでじゃないだろ。


「十六夜は……、その…過呼吸で倒れた。」

「「えっ?」」


影山と声が重なる。十六夜がカコキュウ?あんなに元気だったのに?
頭の中でわからないことがグルグル回っている。なんで。どうして。


「多分あの2人が地雷を踏んだんだろうな。今縁下が説教している。」


あそこでな、とキャプテンが指さす方向では正座した2人と仁王立ちしている縁下さん。
その背景には鬼が見える。
あれが般若ってやつか…初めて見たかも。…ってそうじゃなくて!


「十六夜からは起きてから本人に聞こう。さぁ!スカが来たから部活始めんぞ!」


空気を切り替えようとしてパンパンと手を叩くキャプテン。少し不安そうだ。
さっき来たスガさんには月島が説明していた。


「よろしくお願いします!」

「「よろしくお願いします!!」」


その日俺は練習に集中できなかった。

獄卒少女、35話を知る→←小さき烏、33話を知る


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 獄都事変 , 烏野高校   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪待月(プロフ) - nyankoaisufai^^さん» そうですねぇ。手榴弾は投げますが、ナイフは投げないので( ´▽`) (2016年7月25日 10時) (レス) id: daa4a5e450 (このIDを非表示/違反報告)
nyankoaisufai^^ - あれ?十六夜って東●? んな分け無いか(´▽`)ahaha (2016年7月24日 13時) (レス) id: 2e9a962cec (このIDを非表示/違反報告)
死音心音(プロフ) - でもやっぱり「白」だと、話の中の白いって単語に引っかかって、例えば22話の「青白い」って単語に「青(主人公)い」ってなっちゃうんですよねぇ… (2016年4月26日 19時) (レス) id: e79a6803fb (このIDを非表示/違反報告)
雪待月(プロフ) - 死音心音さん» 一応時代背景(?)とかを考えて漢字にしたのですが…白ではおかしいでしょうか…?名前だけカタカナというのも違和感がありますし… (2016年4月26日 18時) (レス) id: daa4a5e450 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音(プロフ) - 雪待月さん» そうですね・・・そっちの方が名前っぽくていいですね! (2016年4月26日 18時) (レス) id: e79a6803fb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪待月 | 作成日時:2016年3月16日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。