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185 - Soonyoung ページ45

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俺のすぐ横で様子を窺ってたA。

電話を切ると「ミサ、なんて言ってた?」とすぐに声がした。



目線をやるとちょっとだけ心配そうな顔。


向こうが爆笑してるの聞こえてたろ?

まったく…しょうがねえなw


「…家着いたら、電話くれるってさw」


空いてた手で目の前のAの頬をむにっと引っ張った。


何気なくしたんだけど、Aはビックリしたらしい。

目を丸くしてこっちを見上げるから、また吹き出しそうになるけど…


実は…こんなに柔らかいなんて思わなかったんだ。


超気持ちよくて指を離しづらくて…

むにむにと頬をいじってたらさすがにAも怒り出した。


  「もう!なに!?」

「くくっ…電話…俺にかけさせた罰w」

  「えー!?だからって…結構痛いんだよ〜!?」


怒ってるようだけど…全然怖くないw

そう言われてさすがに手は離したけど。


「まぁ…しばらく帰って来ないんじゃないかな」

  「え?」

「ミサヌナ。向こう…楽しそうだったからさ」

  「そうなんだ」




そのまま二人とも黙ったから静かになった。

黒くゆったりと流れる漢江をしばらく眺めてたら、少し落ち着いて。


あ…思い出した。


「…そういえば、カトク…夕方送ったんだけど?」

  「えっ!?本当に?」


Aは慌てて俺から携帯を受け取ると、今頃着信を確認してる。


「やっぱり…気付いてなかったのか(--;)」


それを見てたら、さっきイライラしながら待ってた事を思い出して勝手に気分が悪くなった。


その事を気付かれたくなくて前を向いたままでいたのに…

俺の変化はすぐに分かってしまったみたいだ。


「あの…スニョン?」

  「…何?」

「ちょうど…お店に向かってる時で…ミサと話してて…」

  「ふーん」

「えと…バッグにしまい込んで忘れてて、音も小さくしてて」

  「あ、そう」


つい荒れた気分のまま返事をして、そんな自分にまたイラついて…



でも。


  「スニョン?」

「お」


いつの間にかAがすぐ目の前に立ってて。


  「カトク…そんなに待っててくれたんだ?」


と俺を見上げるAの…距離が近くて。


俺が黙ってるから怒ってると思ったんだろう。


  「気づかなくて…本当にごめんね?」


俺の気持ちをなんとか読み取ろうとしてるA。

その表情さえ本気で見とれてる自分が…少しだけ情けない。



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しおり(プロフ) - とろ火さん» はい!カムバ楽しみですね〜(^^)黒髪ホシも愛おしい…。これからも更新楽しみにしてます〜! (2016年4月19日 8時) (レス) id: 9e67831d5c (このIDを非表示/違反報告)
とろ火(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます! すごく励みになります。ちょっと今↓な場面ですが…17のカムバックも近いしここも…盛り上げていかないと!これは断じてスポではありませんw これからもよろしくお願いします! (2016年4月19日 5時) (レス) id: a64ea52067 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めまして。このお話が好きで毎回楽しみにしております!応援しています(^O^) (2016年4月18日 19時) (レス) id: 9e67831d5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とろ火 | 作成日時:2016年4月12日 5時

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