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144 - Soonyoung ページ3

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いよいよカムバック。毎日慌しく過ぎていく。



ヒョンに言われてやっと自分のバカさ加減に気が付いて。



  「とりあえず仕事に集中しろ」

  「チャンスを逃すな」



ヒョンに言われた言葉を繰り返す。



チャンスって何だ?

ヒョンは何か知ってる?


それは未だに分からないけど、仕事に集中するのは当然で。

Aの気持ちを考えても、今俺ができることはそれだけだ。




相変わらずAからは毎朝メールが届く。



  [ホシファイティン!]



気になるけどやっぱり嬉しい。



ヒョンに言われた翌日「スニョンって呼んで」って…送ろうとしたんだ。

でも…彼女が保ってるだろう気持ちのバランスみたいなものを、まだ何も言えない俺が崩すのが怖くてやめた。




その代わりメールを変えた。


返信しないでというAを思いやるつもりで「ありがとう。行って来ます」とだけ返事を送ってた俺。


でも…何を遠慮する必要がある?


Aが毎日メールをくれるなら、俺も毎日その時の俺を送ればいいだろ?

家族にメールするみたいにさ。



--------


おはようA。いつもありがと。

今日はショーチャンピオンだぞ!


毎日俺のこと見てくれてるよな?

また振り少し変えたから楽しみにしてて!


今撮影の準備中。今日の俺、どう?


じゃ、今日も頑張ってくる。

Aもファイティン!


-------


セルカを撮って一緒に送る。


「俺のこと」…「俺らのこと」には絶対しない。

だって俺だけ見てて欲しいから。



無理にホシを隠せない。

スニョンだけでもいられない。


結局、自然に接して両方見え隠れする俺を分かってもらうしかない。


だって俺はスニョンでホシで…

いつどんな俺も…Aのことが好きだから。




それからは毎日セルカを送った。

その時の俺を知って欲しいから。


本当はかっこいい俺だけ送りたいけど、普段はそんな俺の方が少ないw



今日なんてメールが来た時は珍しくまだ寝てて。

起き上がってからだと時間がかかるからそのまま撮って送ってしまった。



やっぱりまずかったかな(--;)

いくらなんでもこんな顔…さすがに少し後悔してたら携帯が鳴った。




  [おはよう、スニョン]



短い一言。


でもそれはAからメールが来るようになって初めての俺への…

スニョンへの返信で。



嬉しくて飛び起きたらベッドに頭をぶつけて…

後で、ちっちゃなコブに気付いたメイクヌナにまた怒られたのは内緒w



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しおり(プロフ) - とろ火さん» はい!カムバ楽しみですね〜(^^)黒髪ホシも愛おしい…。これからも更新楽しみにしてます〜! (2016年4月19日 8時) (レス) id: 9e67831d5c (このIDを非表示/違反報告)
とろ火(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます! すごく励みになります。ちょっと今↓な場面ですが…17のカムバックも近いしここも…盛り上げていかないと!これは断じてスポではありませんw これからもよろしくお願いします! (2016年4月19日 5時) (レス) id: a64ea52067 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めまして。このお話が好きで毎回楽しみにしております!応援しています(^O^) (2016年4月18日 19時) (レス) id: 9e67831d5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とろ火 | 作成日時:2016年4月12日 5時

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