114 - Seungcheol ページ20
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俺が宿舎に戻ったのはそんなに早くなかったけど、まだ何人か帰ってなかった。
部屋で携帯をいじってたら玄関で物音がして。
誰かなーと見てみるとミンギュだった。
重そうな紙袋をぶら下げてて、それが気になったから声をかけた。
「ミンギュや」
「あ、ヒョンただいま」
「それ、買い物でもして来たのか？」
「あぁこれ？ヒョン、これファンレターだよｗ」
「あ〜！」
「最近全然見てなくて溜まっちゃっててさ。もう宿舎で読んじゃおうと思って持って来た」
そういえば。
「そういや俺も見れてねえな…」
「うん、ヒョンのとこも結構入ってたよ」
「そっか(--;)」
「皆見てないと思うよ…特に…スニョニヒョンとかあふれそうだったし」
「…そうか。まぁ最近のこと考えたらそんな余裕ある奴いねえか」
「うん。忘れてる奴結構いると思うから、ヒョンからも皆に言ってやってくれない？」
「そうだな」
じゃ、行くね。そう言うとミンギュは部屋に消えて行った。
スニョニか…。
まぁ、最近のあの様子じゃ無理な話だな。
しばらく様子を見てたけど、そろそろ限界かなとは思ってたんだ。
今日も外には行かないみたいだったし部屋にいるだろう。
ちょっと様子を見てみるか。
「スニョア？」
部屋を開けて声をかけると、奥のベッドにいたスニョニがゆっくり起き上がった。
「お、ヒョン…何？」
すぐ起き上がったところを見ると寝てなかったんだろう。
「ちょっと」と部屋の外に呼び出した。
「今日、お前ずっとここにいたの？」
「…うん」
「そっか…休めたか？」
「う…ん、まぁね」
「さっきミンギュに言われたんだけど…お前ファンレターって最近見てるか？」
「あ…いや、全然見れてない」
「俺もなんだけどな(^^;)…でもミンギュがお前かなり溜めてるって言うから」
「…確かに」
「お前多い方なんだからちゃんと自分で気にしないと」
「はいヒョン」
そのまましばらく下を向いてたスニョニだったけど、
「そうだヒョン？」
とふいにこっちを見た。
「ん？」
「…久々に自転車…乗って来てもいい？」
「え？今から？」
「うん…このままいても気分変わんないからさ、やっぱりちょっと外出たくて」
「そっか…分かった。気をつけて行けよ」
「ありがとヒョン」
そう言うとスニョニは帽子とマスクを手に宿舎を出て行った。
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とろ火(プロフ) - あきさん» 私自身、自分で書いててスニョンペンになってますのでｗ これからもまったりと見守って頂けるとうれしいです！ (2016年3月30日 9時) (
レス) id: 4500c8dbf6 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 私なんかのコメントで励みになるのでしたら毎日でも←迷惑なのでやめます。。お返事もくださって嬉しいです！この小説でスニョンペンになってしまいそうです！！ (2016年3月30日 2時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)
とろ火(プロフ) - あきさん» 気に入ってもらえて本当に嬉しいです！ 自分がかっこいいと思うホシやセブチに近づけるよう頑張ります！コメは本当に励みになりますね。どうもありがとうございます！！ (2016年3月28日 6時) (レス) id: a64ea52067 (このIDを非表示/違反報告)
あき - ほしくんーーー！感動です！！お気に入り100以上押したいくらいです！！！素敵でした！これからも楽しみにしてますね。 (2016年3月28日 0時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)
とろ火(プロフ) - かほりさん» コメどうもありがとうございます！うれしいっ！キュンキュンしていただけて、さらにうれしいｗ 自分でも自然にキュンキュンできるように考えているつもりです。これからもよろしくお願いします(^^)ノ (2016年3月13日 2時) (レス) id: 506bf3d47e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とろ火 | 作成日時：2016年3月9日 7時
