パパとママ33日目 ページ40
部屋から出てリビングに行こうとしたとき
慎ちゃんの部屋の少し開いたドアから光がもれていた
(貴)「慎ちゃんも部屋戻ったんだ」
慎ちゃんの部屋の前まで来てドアノブを握ろうとしたところで動けなくなった
(貴)「朝は普通に入ってたのにな・・・」
部屋の中からは慎ちゃんが台本を読んでいる声がする
その声を聞いたら何て言い出せばいいのかが分からなくなってきた
鼓動が早くなるのが自分でもわかった
(貴)「なんで慎ちゃんと話すだけでこんなにドキドキしてるんだろう・・・」
私は一回大きく深呼吸をしてドアノブに手をかけた
(貴)「慎ちゃん、今いい?」
部屋に入るとリリィーを膝にのせた慎ちゃんが
ベッドに座って台本を持ちながらこっちを見ていた
(慎)「うん、いいよ」
(貴)「ありがと、えっとね」
(慎)「Aこっちおいで」
ドアの前で立ったまま話そうとする私に慎ちゃんが自分の隣をポンポンっと叩いた
(貴)「う、うん」
私が慎ちゃんの隣に座るとリリィーが私の膝の上に移動してきた
(慎)「なんだよ、リリィーは俺よりAの方が好きなのかよwww」
(リ)「ニャー」
リリィーが『うん』とでも言うように鳴きながら私にすり寄ってくる
私がリリィーを抱き上げたら慎ちゃんが持っていた台本を机に置いて話し始めた
88人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっこ(プロフ) - さきさん» ありがとうございます(*^ー^)ノ♪ (2015年1月11日 13時) (レス) id: f76a9f637d (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - めっっっっっっっちゃ面白いし、キュンキュンしました!! 続編も、絶対読みます!!!!! (2015年1月9日 22時) (レス) id: f75d0d9f1f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 凛々子さん» 分かる分かるwww君の作品読んだよ (2014年11月24日 18時) (レス) id: 7cfe0d1f94 (このIDを非表示/違反報告)
凛々子(プロフ) - めっちゃ面白いよぉ~ウチが 誰か分かる? (2014年11月24日 17時) (レス) id: 8c400b6cbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - ゆうかさん» ありがとうございます!多分続編まで行くと思うので続編が出来たらそちらもお願いします(#^.^#) (2014年11月24日 13時) (レス) id: 7cfe0d1f94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆっこ | 作成日時:2014年10月26日 20時