【立花慎之介】パパとママはじめます

パパとママ２２日目 ページ23

貴女side


買い物を終えて私たちの通っていた保育園まで来ました


(貴)「あの、園長先生いらっしゃいますか？」


私たちは職員室のドアを開けそう聞いてみた


(園)「私です…て、Aちゃんと慎之介くん！？」

(慎)「はい」


園長先生私たちのこと覚えてたんだ！


(園)「えっと…その子って…もしかしてあなたたち結婚したの？」

(貴)「え！？違います違います！」


私たちは事情を全て園長先生に話した


(園)「なるほど…真紀ちゃんがね…
　 じゃあ、この子を預かればいいってことね」

(貴)「はい、お願いできますか？」

(園)「ええ、いいわよ
　 お迎えの時間は遅くなっても大丈夫だからね
　 慎之介くん忙しいでしょ」

(慎)「俺のこと知ってるんですか？」

(園)「ええ、たまたま本屋さんであなたの名前見つけてね
　 ちょっと調べてみたら有名になっててビックリしたわ(^^)/」

(慎)「ありがとうございます」


慎ちゃん嬉しそうだなぁ〜


(園)「この子の名前は？」

(貴)「千秋です、篠宮千秋」

(園)「千秋ちゃんね
　 じゃあ、赤ちゃん組の先生紹介するわね
　 愁也先生！ちょっといいかしら」

(愁)「はい！」


園長先生が呼ぶと奥から若い男の先生が出てきた


(園)「この人が赤ちゃん組の先生」

(愁)「村居愁也(むらいしゅうや)です
　 よろしくお願いします(きれいな人…)」


なんか優しそうな人でよかった


(貴)「お願います
　 篠宮千秋です」

(愁)「千秋ちゃんですね
　 こんばんは千秋ちゃん
　 かわいいですね」

(貴)「良かったね千秋かわいいって」

(慎)「(こいつAに惚れたな…」

(貴)「じゃあ、明日からよろしくお願いします」

(愁)「はい、分かりました」



立花side


それから先生たちと少し話をして車に戻った


(慎)「A」

(貴)「ん？」


こっちを向いてニコッと笑う

かわいい

じゃなくて！


(慎)「あの村居とかいう先生にあんまり近づくなよ」


あいつ絶対にAに惚れた！狙ってる！


(貴)「え？なんで？」

(慎)「なんでも！」


俺がそう言うと一瞬不思議そうな顔をしたけどすぐニコッと笑って


(貴)「慎ちゃんがそう言うなら分かった！」


と言った

かわいすぎる反則レベル

頼むからそういうこと他の男の前でやるなよ…

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