声優のことなんて全然知らない私が付き合ったのは【福山潤】

☆１３☆ ページ14

(貴)「お、お邪魔しまーす…」

本当に潤の家まで来てしまった…
男の人の部屋に入るのなんて初めてだから変に緊張する…

(福)「適当に座ってて俺、着替えてくるから」

(貴)「うん」

私は近くにあった椅子に座った

(貴)「意外に広いし綺麗だな…」

私が思っていたよりも広いし綺麗なところだった

ただ…掛けてあった奇抜な服たちがそれを台無しにしていたけど…

(福)「そんなに意外だった？」

(貴)「うん…って着替えるの早くない？」

(福)「そうかな？」

そう言いながら潤が私の前にある椅子を引いて座った

(貴)「それに…その突っ込んでオーラ丸出しの奇抜な服は何？」

(福)「あぁこれ？」

そう言って潤が立った

(福)「ピエロ柄のズボンのこと？←黒〇事のイベントで着ていた
　 それとも金色のウィンドブレーカーのこと？←ラジオで話していた」

(貴)「両方だしって言うかウィンドブレーカーって久しぶりに聞いた」

(福)「そんなに奇抜かな…？
　 まあそれよりも晩御飯何が食べたい？」

潤が喋りながら私の後ろに回った

(貴)「何でもいいけど…私が何か作ろうか？」

潤の方を見る

(福)「A料理できるの？」

(貴)「料理ぐらいできますよ!!女ですから(怒)」

(福)「ごめんごめん(ギュっ」

(貴)「へっ」

潤が後ろから私のことを抱きしめた

(福)「俺、Aの作った料理食べたいな…
　 まあ…料理って言うよりもAのこと食べちゃいたいけど…ダメ」

(貴)「も〜そんな冗談言ってないで早く離れて」

(福)「え〜」

渋々潤が私から離れた

(貴)「晩御飯作るから手伝って」

(福)「はーい」

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