五つ葉に選ばれし者〜夢主side〜 ページ9
『ユノ〜！』
ア「どこだ〜！」
どこにいっちゃったんだろう…。見つからない。
『アスタ、私こっち探してくる！』
そういって、少し人混みから離れたところを探そうと思った。
((グオン…！！！
ものすごい魔力を感じた。
こっちから…！！！まさか、ユノが襲われてたり…？
嫌な想像が頭を埋め尽くす。
そんなことはない。だってユノは強いから。
？「四つ葉の魔道書を渡せ。」
“四つ葉の魔道書”…！
ユノが、誰かと会っている。
ユ「お前に渡すつもりはない。」
淡々と告げるユノ。
ユノが誰かに襲われている。
直感でわかった。
．．．．．
直後、ふわりと私の魔道書が光を帯びた。
私の前でページがめくれ、文字が現れる。
？「あ？」
ユ「A‼」
ユノを襲おうとしていた人が私に気づき、とっさに手を向ける。
《攻撃される》
その人が魔法を唱えると同時に私の方が少し早く、魔道書に書かれた新しい魔法を唱えた。
『…音創生魔法…！月光の歌劇‼』
魔道書から光が放たれる。
操者の私でも、驚いてしまう。はじめての攻撃魔法だったから。
すると、奏でられたメロデイが突然刃とかわり、襲っていた人を八つ裂きにした。
．
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ように見えただけだった。
？「こんな魔法にやられっかよ。」
舌打ちをして、簡単に塞がれてしまった。
？「先に死んでおいてもらおう。」
その人の魔道書が不気味に光る。
《殺される。》
簡単なことだった。私みたいな、弱い下民なんて……
ア「俺のライバルと仲間に……！！！！！」
聞きなれた声が聞こえる。
この声は…！
ア「何してくれてんだぁぁぁぁ！！！！！」
壁から、何かがアスタに吸い付くように出て来た。
真っ黒で、薄汚れた魔道書。
しかし、赤黒い光を帯び、殺気にまみれている。
？「五つ葉の……魔道書……⁈」
そこに出現していたのは、
三つ葉でもなく、
四つ葉でもなく、
“五つ葉”。
ア「うぉあああああ！！！！！」
魔道書から出された剣を思い切り相手に殴りつけた。
．
ごめんユノ。
．
やっぱり私、アスタが好きみたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コルセット(プロフ) - 五月雨さん» ありがとうございます！二作品も読んでくださるなんて…！なんと仰ったらいいのか…！！ありがとうございます！！！！！！ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: 8affba4afd (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 組合に拾われた少女は・・・ も読みました！とっても面白かったです (2018年6月26日 14時) (レス) id: e02536a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
コルセット(プロフ) - 和空+ルオさん» ひぇえ！本当です！ありがとうございます！頑張って繋げます！！！ (2018年3月30日 20時) (レス) id: 7e81fcade8 (このIDを非表示/違反報告)
和空+ルオ - 報告:王族 仲間「団長“は(の)”姿は見当たらない」だと思います 作っている側なので分かりません()が新しく作品を作った後繋げられるのでは…？ ※推測に過ぎませんが (2018年3月30日 0時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
コルセット(プロフ) - 和空+ルオさん» すみません、、、。ご心配をおかけします。和空＋ルオ様も、お疲れの出ませんようお過ごしくださいm(___)m (2018年3月27日 20時) (レス) id: 7e81fcade8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コルセット | 作成日時：2018年3月7日 20時
