同じ新入団員 ページ26
？「ちょっと！」
あ、ここは《黒の暴牛》のアジトです。
が、今目の前には長い白髪をツインテールにした女の子。
誰だろ。
？「貴方達が私と他の新しい新入団員？」
あ、この子新入団員なんだ。
『う、うん。初めまして。名前は？』
「気安く話しかけないで。
＿＿＿＿＿＿＿＿下民のくせに。」
ぴしん。と空気が凍る音がする。
ア「…あんだって⁈」
『待ってアスタ！こんなところで喧嘩したら…！！』
けどアスタは言うことを聞かない。
ア「下民だろうと関係無ぇだろ！！！」
『アスタ！！！』
？「おまえらぬぁにやってんだぁぁぁ！！」
ぎゅんっ！
アスタめがけて火の玉が。
その火の玉はアスタの頭に直撃した。
ちょ、アスタの頭が燃える！
ア「ぎゃぁぁあ！」
アスタは間一髪で剣を出して、火の玉は霧散していった。
マ「お前ら何やってんだァ⁈ああん？」
ご登場したのはマグナ先輩。火を使う魔導士で、私たちの教育係らしいのだけど。
．．
？「何よ。私は王族よ？」
先輩でさえも見下すように、その単語を口にした。
あぁ、この子、王族なのか。
『同じ新入団員なんだから、仲良くしましょう？』
？「貴方も最果ての下民でしょう？下民が王族と同等で話すなんて…、考えられないわ。」
『そ、それは…』
しびれを切らしたように女の子は言った。
？「下民が‼思い知らせてやるわ！！！」
手を私の方に向けると、その手の前には水の玉が出来上がった。
その手からはじき出された水の玉はすごい速度で私めがけて＿＿＿＿
直前で曲がり、隣にいたマグナ先輩に直撃した。
マ「ふぉぐっ！！！」
一瞬でびしょ濡れになってしまった。
ア「『うわぁ…』」
アスタと同じ言葉を発してしまう。
マ「何故俺に…？」
？「あ、貴方がそこに立っているのが悪いんでしょう？」
あからさまに自分の責任を他人に押し付けた。
酷い。この人。
？(今度こそ…！)
もう一度マナを集め、水の玉を私にめがけて撃つ。
＿＿＿＿しかし、またそれも外れてしまう。
？「…！どうしてよ…‼」
忌々しく手を見つめる。
もしかしてこの子、
．．．．．．．．．．
＿＿＿＿魔力の操作が出来ない？
？「………っ‼」
その子は身を翻し、どこかに行ってしまった。
…後ほどマグナ先輩に聞いたところ、あの子の名前は“ノエル”。
同じ新入団員らしい。
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コルセット(プロフ) - 五月雨さん» ありがとうございます！二作品も読んでくださるなんて…！なんと仰ったらいいのか…！！ありがとうございます！！！！！！ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: 8affba4afd (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 組合に拾われた少女は・・・ も読みました！とっても面白かったです (2018年6月26日 14時) (レス) id: e02536a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
コルセット(プロフ) - 和空+ルオさん» ひぇえ！本当です！ありがとうございます！頑張って繋げます！！！ (2018年3月30日 20時) (レス) id: 7e81fcade8 (このIDを非表示/違反報告)
和空+ルオ - 報告:王族 仲間「団長“は(の)”姿は見当たらない」だと思います 作っている側なので分かりません()が新しく作品を作った後繋げられるのでは…？ ※推測に過ぎませんが (2018年3月30日 0時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
コルセット(プロフ) - 和空+ルオさん» すみません、、、。ご心配をおかけします。和空＋ルオ様も、お疲れの出ませんようお過ごしくださいm(___)m (2018年3月27日 20時) (レス) id: 7e81fcade8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コルセット | 作成日時：2018年3月7日 20時
