不思議な世界 ♪ ページ8
前方から歩いてくる2人の男の人達
バッチリ、と目が合ってしまった
「……君は?見たことない顔だけど」
緑のパーカを着た人が聞いてきた
『…私は清川Aです』
「…ふーん、珍しいな、君みたいな子が来るのは。ね、P-P」
「…P-P‼」
「…うん?あ、ごめんね」
……そういえば
私は、なぜここにいるんだろうか
えっと、お兄ちゃんとレトルトさんと遊んでて…
頭が痛くなって
………どうなったんだろうか
そうだ、確か記憶が無くなる前に…
『…薬』
「薬?」
メガネをかけた人が聞いてきた
「なんで薬?」
『…わからない…なんで薬なんだろう』
そう。私もわからない
なぜ薬、という言葉が出てきたのか
この世界はなんなのか
あの訳の分からない頭痛も
「君、何かありそうだね」
「…しばらく、俺らと行動する?」
『え…』
知らない人と、知らない場所で一緒に行動する
それは、自分でも危険な事は分かっている
けど、この喉元まで出かかったこの感覚が知りたい
それまでは、この人達と一緒にいた方がよさそうだ
『…は、はい』
「じゃ、決まり‼僕は、P-Pだよ」
「俺はつわはす。」
『よ、よろしくお願いします』
…あれ、なんだろう
また頭がズキズキしてくる
………………何かが、プツリ、と途切れた音がした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…あーあ。また帰っちゃったね、P-P」
「うん…もう少しだったのに」
「大丈夫、いつか伝えれるよ、きっと。」
続く
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しましろ。(プロフ) - 外し忘れていました、ご指摘ありがとうございます。 (2015年11月20日 22時) (
レス) id: d6178074bd (このIDを非表示/違反報告)
清(プロフ) - オリジナルじゃないのでオリジナルフラグは外したほうがいいですよ。 (2015年11月20日 22時) (レス) id: e972dffcbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しましろ。＆ るーろん x他1人 | 作成日時：2015年11月20日 22時
