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# 37 ページ37
「私からのお願いも聞いてくれる？」
唇が離れてから
そう尋ねると坂田くんはええで、と微笑む
「…あの、あのね」
「うん」
坂田くんは優しく相槌をうってくれる
服の裾を掴む力がなんとなく強くなって
「坂田くんのこと、全部知りたい」
「…俺のこと？」
「うん。私と出会う前の坂田くんとか、趣味とか、全部知りたい」
一瞬その場の空気が固まった気がして
そのまま顔が伏せられる
坂田くんは不意に私の頬を手のひらで優しく包んできて
「…ほんまに知りたい？」
「………知りたい」
決して目線が合わされることなく
坂田くんは下を向いたまま問いかける
「………いつかそんな時が来るとは思ってた」
妙に納得した様子で
坂田くんはポツポツと話し始める
「俺は____」
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みー - 続編ありがとうございます!!更新頑張ってください♪ (2018年12月2日 23時) (
レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
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