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# 20 ページ20
来た時と同じように、ドアベルがカランコロンと音をあげる
外へ1歩踏み出すと、ふわりふわりと白いもの。
「……雪や」
雪や！
坂田くんは両腕を広げながら走り出す。
くるっと回って、嬉しそうに私の顔を見る
「お願い叶っちゃった」
ホワイトクリスマスがええもん。
そう言ってた坂田くん
「なんかAと出会ってから奇跡ばっかりや」
「……ふふ、そうかな」
「なんかな、なんて言うんやろ…女神様みたい」
女神様
…そんなこと言ってくれるのは坂田くんが初めてだ。
そんな風に言われるとやっぱり恥ずかしくて。
マフラーに顔をうずめると、坂田くんが私の体を優しく包み込んできた
「いつもありがとう」
「…こちらこそ」
しんしんと降る雪の中
2人だけで
坂田くんは私をまた見つめて
白い息を吐きながら
* メリー、クリスマス *
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みー - 続編ありがとうございます!!更新頑張ってください♪ (2018年12月2日 23時) (
レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
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