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*


トンっ…!


『…え、ぁ!』



何かに足をとられてそのまま、前へ倒れる




(ああ、もう、運がないなあ!)



パリィィン!



カップの大きな割れる音がしたが、


セン「おっと……!、大丈夫??怪我しとらん?」

『っす、スミマセン!すぐに片付けます!』


(びっくり、した……)

カップが割れる音にも、センラさんに抱き締められたとき顔が近かったことにも…

(私、運が悪いか、良いのかわからないなあ…)





『っ!店長!』

「はい、ほうきと、ちりとり」


『ありがとうございます…』




『っ!センラさん!何してるんですか、危ないですよ!!』


セン「あ、いや、早めに終わらせときたいやん?」


センラさんはカップの欠片を広い集めている。

(お客さんがすることじゃないよ!)


すぐに、ちり取りで片付ける。

『センラさん、手を見せてください!』


セン「あ、ああ。うん」



大きな手に、真っ赤な血が。


『っ!えっと、手当てするので此方へ』


すぐに、センラさんを裏へとつれていき洗面所で手を洗ってもらう





『染みますよ…』

セン「ん…どうぞ」


消毒液を脱脂綿に浸し、傷口に当てる

セン「っ…」


どうやら、染みるようで少し顔をしかめている





『はい。終わりましたよ』

左手に絆創膏をはる

セン「ありがとさん、いや〜すまんねAちゃん」

『いえいえ、こちらの責任ですから、珈琲は、私が代わりに払いますから』

セン「あ、ごめん今日は予定があってな。もう、行かないとなんよ…」

『あ、そうなんですか、ではまたお越しくださいね、お詫びをさせてください』


『、あの、』

セン「ん?」






『お願い、神様センラさんの傷を治してください』

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加恋@坂田家 - はじめまして!加恋(カレン)です。次回どうなるの!!この作品を楽しく読ませてもらっています!応援してます!頑張ってください。 (2018年7月18日 23時) (レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるぱる | 作成日時:2018年6月20日 12時

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