夢空

第一章　朝の出来事 ページ2

セ「おーい！ま〜しぃ〜。起きろ！朝だぞ！」
志「...」
セ「お前の好きな甘いケーキ俺が全部食べる ぞ!?」
志「え!?やめろ！起きる！起きるから！」
志麻に腕を引っ張られ、上手く体勢が取れずにギュッとされたみたいになり、抱きしめられ、肩に顎を乗せられた。
志「こっちは眠いのにぃ。むにゃむにゃ。」
セ「わぁ!?え、え?///」
恥ずかしいし、顔近いし...。ビックリしたぁ。
志「あ！わ、わりぃ」
やっべ、俺寝起き危ねえや。明日からちゃんと起きよ。
セ「い、いや、大丈夫...。ちょっとびっくりしたけど...。」
志「...」
沈黙が辛い！(センラの心の声)
志「あ！俺のケーキ譲らねーからな！ってか何ケーキ？」
セ「え？あー、えっと、チョコケーキ！俺もケーキ譲らないからな...?」
あれ、俺何いってんだろ?
志「なんで疑問系なんだよwチョコケーキかぁ...。食べるの楽しみだなぁ！」
セ「あ！ま〜しぃ服着替えなきゃいけないじゃん。今取ってやるよ！」
ガタガタ...
志「センラは慌ただしいな...。服くらい自分で用意するよ。」
セ「え、でも...」
志「なんだ？俺のクローゼットの中そんな見たいのかぁ？」
セ「そういう訳じゃ...」
志「じゃぁ、俺のパンツ見たいのか？w」
セ「そ、そんなわけないだろ！//からかうなよ！」
志「あはは、悪かったってw」
さっきのこと意識してるの俺だけかな？(センラの心の声)
意識してるのバレたらかっこわりぃな(志麻の心の声)
ドタバタバタッ(階段降りる音)
志「母さ〜ん！朝ごはん〜！」
母「あ、しーちゃんやっと起きたの？センラくんいつも悪いわねぇ」
セ「いえいえ！全然大丈夫ですよ！ま〜しぃのお母さんの朝ごはん食べれるし！」
母「センラくんは優しいわねぇ。さ、食べなさい。」
志・セ「はーい！」
セ「うわー！やっぱりま〜しぃのお母さんのごはん美味しい！」
母「嬉しいわぁ。今日もセンラくんはイケメンねぇ。」
セ「イケメンだなんて、そんなことないですよ！けど、ありがとうございます！」
志「ケーキ美味い！」
セ「あ！ま〜しぃ！もう学校行く時間や！急ご！」
志「うわ！本当や！急げ！」

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