【志麻】依存系幼馴染み。【学パロ】

お説教 ページ15

着替え終わって、今はリビングにてお説教なうです。

貴｢まーぁーしーいー？何度言ったら分かるのかなー？｣

志｢だって、A、何にも言わずに行っちゃうんやもん！俺、Aが急に居なくなるの嫌やって言うたやんか！｣

まーしぃはそう言って、むーっとしながら私を見る。

理由がいつもいちいち可愛いから、思わず許したくなっちゃうんだけど…

貴｢だからって、女子の部屋にノック無しに入っちゃダメ！｣

志｢A以外の女子の部屋になんて、入ろうと思わへんもん！｣

よく分からない口喧嘩は、いつも私が折れて終わる。
そのせいでこんな風になってしまったのかもしれないけど…

貴｢はぁ…もういいから、気をつけてよ。｣

そう言って私は、立ち上がってキッチンに行こうとする。

志｢どこ行くん？｣

それをすかさず止めに来るまーしぃ。
腕を軽く掴まれて、私は必然的に立ち止まる。

貴｢キッチン。夜ご飯作らなきゃ｡｣

志｢…分かった。｣

渋々手を離したまーしぃ。
ゲームしてて良いよ、と言ったらうん、とだけ返ってきた。

その後にゲームの音が聞こえてきたから、ゲームはしてるみたいだけど。

貴｢何作ろっかなぁ…。｣

冷蔵庫を開け､メニューを考える。
悩んだ末に､私はシチューを作ることにした。

あんまり作ったことないけど、上手く出来るかな。
と言うかまーしぃ、シチューで喜んでくれるだろうか。

そんな風に思いながら、黙々とシチューを作った。

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