【志麻】依存系幼馴染み。【学パロ】

知らなかった ページ11

貴｢へ…？｣

ポカンとしている私を余所に、うらたん達はさかたんに同意する。

浦｢あー、確かになぁ。まーしぃ意外とモテるよなぁ。｣

セ｢まぁ、いつも断ってるらしいですけどねぇ。｣

貴｢…まーしぃって、モテるの？｣

皆が当たり前のように話しているが、私はまーしぃがモテる事など今初めて知った。

おそるおそるそう聞くと、うらたんが当たり前とでも言うように

浦｢そうだぞ？まーしぃ顔良いし、声もカッコいいしな。それに、A限定だとは思うけど、対応も変なとこイケメンだろ？｣

そう言った。
まぁ確かに、否定はしない。

自惚れになるかもしれないけど、まーしぃは私と他の人へとの態度がいちいち違う。

それが､ほんの少し自慢だった。

いつのまにか私の膝で二度寝していたまーしぃの顔を、じっと見てみる。

志｢……A…。｣

そう言って、頭を撫でていた私の手を自分の手で握りしめて、まーしぃは言う。
寝言でまで自分の名前が出てくるのが嬉しくて、私はつい口元を緩ませる。

セ｢あー、まぁたイチャイチャしとる。手ぇ握っちゃって、羨ましすぎやろー。｣

センラはそれを見逃してはくれないらしく、またブツクサ文句を言っている。

貴｢イチャイチャなんてしてないって…。そもそも、付き合ってないんだからイチャイチャも何もないでしょ…｣

自分から付き合ってないんだからとか言っといて、少し落ち込む私は本当めんどくさい。

何となくまーしぃに握りしめられていた手を外すと、まーしぃはゆっくり起き上がった。

志｢ふあぁ〜…A、うらたさん達、おはよ…。｣

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