1軍の女王【35歳の高校生】

Story32 ページ33

You side

貴『皆して置いてくなんて酷い!!てか、身体測定って明日じゃないの？何で今日、保健室？』

梨花子「今日、予防接種あるって聞いてないの？」

貴『何それ初耳なんだけど』

小泉、そんな事一言も言ってなかったじゃん。

美月「一昨日、小泉言ってたよ。Aが聞いてなかっただけ」

貴『…今日、休めばよかった』

萌「Aは注射嫌いだもんねー。正光、呼ぶ？」

貴『…いい。頑張るもん…終わったら正光にナデナデしてもらうんだもん…』

優奈「Aが幼児化してる…」

誰が幼児やねん((





「はーい、じゃあ注射しますねー」

貴『ううぅ…針太くない？』

「1番細いやつですよー。そんな怖がらないでー」

るせぇな、怖ぇもんは怖ぇんだよ!!

「じゃあちょーっとチクッとしますねー」

((ﾌﾞｽｯ

貴『〜〜〜っ((泣』

痛すぎて、勝手に涙が出る。

「はーい、終わりましたよー」

言い方が軽いんだよ、ババア!!((





貴『うぇぇぇぇん!!痛かったよぉぉぉぉ!!((泣』

保健室を出て、1人で大泣きする。

正光「何してんだ？」

貴『正光…((ｷﾞｭｯ』

通りかかった正光に、抱き着いた。

貴『ねぇ、頑張ったからナデナデして？』

正光「…ん、よく頑張った((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

正光の優しい手が、とても心地いい。

さっきまでの痛みはどこかへ飛んでいったみたい。

正光は魔法使いなのかなぁ？

貴『…えへへ/////』

正光「自分から頼んでおいて、何照れてんだよ。今からもっと照れるような事すんぞ」

貴『…それはヤダ』

正光「冗談。さすがに学校ではやらな『…後で』あ？」





貴『放課後なら…いいよ』

正光「…本気か？」

真剣な眼差しで、私を見つめる正光。

貴『…ふふっ、正光ったら野獣〜♡』

正光「…この野郎、抱き潰すぞ」

貴『いやぁん、ケダモノ♡』

蓮「イチャつくんじゃねぇぇぇぇ『るせぇよクソ蓮。東京湾に沈めんぞ』ヤダ、こわぁい♡」
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
おふざけ多め？なのかな…

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