Story11 ページ12
You side
貴『ねぇ、阿久津くんはあのババアどう思う?』
阿久津「いきなり何」
あからさまに嫌そうな顔をする。
貴『意味はない。けど、私みたいな人がいればなーと思っただけ』
阿久津「…」
阿久津くんは、私の顔をじっと見つめる。
てか前から思ってたけど、阿久津くんって普通にカッコよくない?
あ、でも正光の方がカッコイイけどね♡((
阿久津「別に何とも思ってない」
貴『ふーん。ま、阿久津くんらしい答えだけど。あ、そういえば私の事分かるよね?』
阿久津「土屋正光の彼女、1軍の女王こと桐崎A。スクールカースト1位」
貴『あったりー!!さすが分かってる。
スクールカーストの順位を決めてるだけあるね』
そう言うと、分かりやすく肩を揺らした。
阿久津「…何が言いたい訳」
貴『その画面、スクールカースト作った人しか触れないようなやつでしょ?私も似たようなやつ、やってるから分かるんだよねー』
阿久津「アンタ、何か企んでる?」
貴『別に?私はただ、退屈しないような生活を送りたいだけ。その為なら2軍3軍が犠牲になろうと構わない』
阿久津「…やっぱ女王様」
最高の褒め言葉♡
貴『ま、面白そうだから言わないでおく。私は女王様とか言われてるけど、蚊帳の外にいる人をむやみに危害加えたりしない』
阿久津「それはどうも」
貴『それにアンタのこと、私は知ってたよ。中学生の頃から』
そう言って、私は屋上を後にした。
阿久津「桐崎A…か」
正光「阿久津と何話してた?」
貴『君は神出鬼没なのかなぁ!?』
校内に入る扉を開けると、目の前に正光がいた。
正光「質問に答えろ。阿久津と何話してた」
貴『ちょっとした世間話をですね…』
正光「本当だな?」
貴『本気と書いてマジと読みます、はい((』
正光「まぁいい。アイツら、いつものとこいるけど行くか?」
貴『うん、行く』
正光に肩を組まれながら歩く。
ちょっと歩きにくいけどね…
正光「あ、キスマーク」
貴『は!?いつ付けたの!!』
正光「昨日、Aが喘い『やめて言わないで恥ずか死ぬ』冗談だよ、半分」
半分ですか。
正光「でも悪くねぇだろ?俺のってシルシ」
貴『…まぁね』
陰で見ていた1軍(イチャイチャしてんじゃねぇよ)
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
久々の更新…
今回は大量更新です…(突然降ってきた)
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夏月(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2020年9月22日 8時) (レス) id: bc5e063eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ノンラビ好きなんですか?!私も好きです! (2019年1月24日 19時) (レス) id: e7a728aa06 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - いつも楽しく読んでます!!私の好きなYouTuberはパラスティカとさんこいちです (2019年1月16日 0時) (レス) id: 465ab3a46c (このIDを非表示/違反報告)
葵莉鈴 - 続き見たいなぁ……。はっ!文才が神過ぎてやばいです!更新待ってるです……♪ (2017年7月24日 23時) (レス) id: d41ef80d0a (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - ヒロインがやばい設定wwwwwwww会社潰れたらこてんぱんにされちゃうパターンだわw (2017年7月17日 15時) (レス) id: f7bd0c1b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2017年6月13日 1時