絶対的女王2

Story93 ページ46

You side

((ｶﾀｶﾀ

貴『…』

約30分、私はずっとパソコンとにらめっこ状態。

望「A〜♪何して『今話しかけないで。私は忙しいの』…ごめん((ｼｮﾎﾞﾝ」

宏「そろそろフィナーレにするんだってさ」

涼「マジか。早かったな、アイツも」

貴『この学園に来た事、私に接触した事…全て後悔させてあげるのよ』

流「あ、終わったん？」

貴『えぇ。今日の全校集会でお披露目よ』

二度と表を歩けなくなるくらい、面白すぎる映像が完成した。

彼女の最期…ちゃんと見届けてあげないとね…？





((ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ

時は過ぎ、全校集会の時間。

本来は通常授業だったのを、私が急遽予定を変更した。

学園中の予定を変更するのは、御祖父様じゃなくても簡単に出来てしまう。

勿論、孫の私でも。

ちなみに先生には、映画を観る…と伝えてある。

まぁこんな映像、映画館じゃ放映できないけど((ｸｽｯ

((ﾌﾞｰ

貴『…始まる』

誰にも聞こえないように呟く。

さぁ、最高の幕開けよ。葛城美優羽サン…？





《アンタ達？私のJ-WESTに手を出したっていうのは…》

《いや、手を出すなんて…》

((ﾊﾞｼｯ

《私、見てたんだ〜♪校舎裏でアンタが、望くんに告白してるの。まぁ、あっさりフラれたよね。好きな人がいるって。アンタは昨日、流星くんに。そっちのアンタは中庭で大毅くんに告白してたよね。残念でした!!彼らは全員、私の事が好きなの!!》

流れてきたのは、スクリーン全体に映し出された葛城美優羽の姿。

誰かと話している様子。けど、葛城美優羽は威圧的な態度だ。

《アンタ達、私のモノに手を出したこと後悔させてあげる!!ｱﾊﾊﾊﾊﾊ!!》

美「何よコレ…止めてよ!!誰がこんなもの…ねぇ!!」

体育館中に広がる、葛城美優羽の叫び声。

何て耳障り…せっかくの舞台が台無しじゃない。

美「まさかアンタ…!!」

葛城サンは私を睨みつけて、こちらに向かってくる。

貴『えぇ、そうよ…私がやったの。映像を入手したのも、編集したのも、これを流させたのも…全部私』

美「何で!!どうやってこれを!!」

貴『うるさいわねぇ…耳元で騒がないでくれる？私には大勢の協力者がいる。J-Ruler、King&Prince、SexyZone、B-Boys…他にも大勢いるのよ。





【貴方を泳がせる為の女子グループ】が』
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