絶対的女王2

Story70 ページ23

You side

貴『ここが私の好きなブランド』

流「うちのとこやん」

私の好きなブランドは、流星の母が経営してるところ。

流星の家は私の家と、少し似ている。

父は藤井財閥社長。母はファッションデザイナー兼ブランド社長。

昔から契約を結んでいて、コラボもよくやる。

流「俺もAんとこのブランド好きー」

貴『また近々、新作出すらしいわ』

流「マジで？買おーっと」

買わなくても、あげるのに…

涼「何で仲良さそうにしてるんだよ…((ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

慧「男の嫉妬は見苦しいぞ〜」

涼「うっせぇよ!!」





流母「いらっしゃいませー…あら、もしかしてAちゃん？」

貴『えぇ、お久しぶりです』

相変わらず綺麗な人…

貴『新作が出たと聞いて、買いに来たのですが…』

流母「あるわよぉ!!Aちゃんがもしかしたら来るんじゃないかと思って、本店まで来たのよ!!」

わざわざ大阪から…お暇なのかしら((

流母「これが新作!!こっちのアクセサリーも新作よ♪」

流「オカン、Aに売りつけるのやめぇや」

流母「いいじゃない、滅多に会えないんだから!!それに売りつけてないわよ？私がAちゃんにあげるの!!((」

貴『いえ、それは申し訳ないです。きちんとお支払い致します』

流母「んもぅ!!Aちゃん、可愛すぎ!!うちの嫁に来ない？」

流「オカン!!やめろって!!」

流母「そんな照れなくても〜♪流星も嫁に欲しいくせに？」

流「まぁ、それは…なぁ？」

流星のお母様って、こんな人だったかしら？

数年会わないだけで、人って変わるのね…





貴『重た…』

欲しかったものを買えたのはいいけど…

流母「これ!!誕生日プレゼント!!受け取って!!」

…と言われて、大量の服とアクセサリーを渡された。

後で郵送しなきゃ…

流「ごめんな…オカン、Aの事めちゃくちゃ気に入ってるから」

貴『いいのよ。分かってるから』

ただ、これだけ渡されると困りものね…

貴『私に付き合ってくれてありがとう。次はメンズのも見に行きましょう』

智「行く〜!!」

慧「あんま服とか買わねぇからな〜」

裕「アパレルブランド御曹司のくせにwww」

望「え、もしかしてあの【K】？俺、Kのファンなんやけど!!」

何だか、青春って感じがしていいわね。

貴『ﾌﾌｯ…』

涼「今日はよく笑うな」

貴『えぇ、こんなに楽しい日は久しぶりだわ』

こういう日もいいわね。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
青春したい。

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