Story7 ページ8
you side
貴『ハァ⋯あのオヒメサマは私に喧嘩売ってるの?』
脚を組みながら、ボソッと独り言を呟く。
雄「さーな。でもまぁ、確実にAを目の敵にしてんのは間違いねぇだろ」
貴『あら、寝てたんじゃないの?』
雄「Aがあの鳳城?って奴と話してた辺りから起きてた」
起きてたなら止めてくれれば良かったのに⋯
貴『それにしても、彼女はどうしてそこまでしてRulerに入りたいのか疑問ね』
単純に逆ハー狙いなのか、自分より目立つ人間が気に入らないのか、はたまた両方なのか⋯
雄「鳳城の通ってた学校⋯確か
貴『ありがと。さて⋯これからオヒメサマをどう潰していこうかしら⋯』
私が直接、制裁を与える?それとも敢えて一般生徒に手を下させる?
どっちも面白そうね⋯
雄「楽しそうだな、A」
貴『フフッ⋯分かる?』
雄「当たり前だろ?何年、Aの幼馴染みやってると思ってんだよ」
そういう雄也も楽しそうだけどね⋯((クスクス
貴『オヒメサマ⋯鳳城明奈をどう潰そうかしら』
棒付きキャンディを舐めながら呟いた。
雄「やっぱ自滅させるのが一番じゃね?」
自滅ねぇ⋯。
確かに後の事を考えないであろうオヒメサマなら、自滅が一番手っ取り早い。
ある程度、私の手の中で転がってほしいから⋯。
貴『そうね⋯色々考えたら自滅が一番効率がいいわ』
雄「Aの事だから、手の中で転がってもらおうとか考えてるだろ?」
貴『まぁね。すぐにいなくなったら面白くないから』
せっかくいい【おもちゃ】が手に入ったのに⋯
すぐに捨てるなんて、もったいないでしょ?
【おもちゃ】は飽きるまで大切に使わないと⋯ね?
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
こういう悪女、すごいカッコいい。
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マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年5月31日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください! (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです! (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2017年2月24日 0時