Story43 ページ44
Akina side
明「ﾁｯ…」
ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく！！！！！
何で私が、こんな屈辱的な格好しないといけないのよ!!
遡ること、30分前…
「鳳城サ〜ン♪コスプレの衣装は決まったのぉ？」
クラスの女子4人組に、何故か体育館裏に呼び出された。
明「別に…決まってないっていうか、コスプレなんてしないし」
正直めんどくさいし、龍堂院さんに見つかったら厄介。
「何言ってんの？この学園の文化祭は、コスプレするのが絶対なの。しないなんて、参加できないわよ？」
…バッカじゃないの。くだらない。
「ならさ…私達の予備の衣装貸してあげる!!返さなくていいよ!!」
((ｶﾞｻｯ
紙袋を押し付けられる。
本っ当にめんどくさい。
「絶対着てね？それ、鳳城サンにめちゃめちゃ似合うから!!」
そう言い、4人は去っていった。
明「何が入ってるのよ…((ｶﾞｻｶﾞｻ」
袋を開けると、中には汚れたワンピースとエプロン、三角巾と木の靴。
明「もしかしてこれ…シンデレラ？」
魔法にかかる前、つまり“灰かぶり”と呼ばれていた時のシンデレラ。
これが私に似合う…？
何なのよ…Rulerも先生も他の生徒も私を馬鹿にして!!
？「やっほー、鳳城サン」
聞いたことのある、可愛らしい声。
明「岩橋くん…」
岩橋くんは、魔法使い？のコスプレをしていた。
玄「鳳城サンは、コスプレしないの？」
明「それが…クラスの子に渡されたのが、シンデレラの衣装なんだけど…魔法をかけられる前の衣装なの」
玄「なるほど？
でもそれっていい事じゃない？」
明「えっ？」
一瞬、理解ができなかった。
玄「だって俺、【魔術師】だよ？つまりは魔法使い。汚れたワンピースもドレスに変えられるし、木の靴だって、ガラスの靴にも出来るんだから」
明「確かに…でも、私!!こんな格好嫌よ!!」
玄「んー…じゃあ、俺と2人っきりになろっか。それなら気にならないでしょ？」
明「う、うん…/////」
それって…岩橋くん、私に気があるってこと…って捉えていいのかな。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
めでたい頭してるな、お前((
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マナ - 質問よろしいでしょうか？ (2021年5月31日 17時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください！ (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです！ (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんらん＠In率低下中
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時：2017年2月24日 0時
