絶対的女王

Story40 ページ41

Akina side

何で何で何で何で何で！！！！！

どうして私がこんな屈辱的な思い、しなくちゃいけないのよ!!

こうなったのも、長妻怜央…そして龍堂院Aのせいよ!!

アイツらがいなければ、私は今頃学園の女王になってたはずなのに!!

明「どうやったら…アイツらを潰せるの…」





？「ねぇねぇ、アイツらってもしかして龍堂院A達の事？」

どこからか、声が聞こえる。

明「誰…？」

回りを見渡しても、誰もいない。

？「ココだよ、よっ」

((ｽﾀｯ

突如落ちてきた…女の子？

玄「どーも。2年の岩橋玄樹。一応言っとくけど男ね。君、龍堂院Aの事嫌いなの？」

明「え、まぁ…もしかして、貴方も？」

玄「まぁね。いつも偉そうで、わがままで…ずっと気に食わなかったんだよねー」

明「…うん。それに山田くん達が何でそこまで方を持つのか、私には分からない」

玄「めっちゃ分かるわー。ね、俺ら…手、組まない？」

明「えっ…？」

突然の言葉に驚きを隠せない。

手を組む…？どういう事？

玄「龍堂院Aを追い込んで、この学園から追放するんだ。一緒にやらない？」

可愛らしく、笑窪を作る岩橋くん。

明「うん…私、やる」

玄「決まりっ!!じゃあ、俺達は今からチームだ。チームに裏切りがあってはいけない。だから、この誓約書にサインしてもらっていいかな？」

差し出されたのは、びっしりと文字が書かれた紙。

難しい字が多くて、よく分かんなかったけど適当にサインをした。

待っててね…龍堂院さん。

絶対潰してやるから。



Genki side

やっほー、俺の名前は岩橋玄樹。

実は俺、【ある人】の命令であの鳳城に協力する事になったんだー。

やだなー。あんな奴より【あの人】の方が綺麗だし、頭も切れる。

まぁ、【あの人】の命令に俺は従うだけだけど。

お、来た来た。



(※飛ばします!!)



明「うん…私、やる」

適当に話を持ちかけたら、あっさりと受け入れた。

チョロっw

玄「決まりっ!!じゃあ、俺達は今からチームだ。チームに裏切りがあってはいけない。だから、この誓約書にサインしてもらっていいかな？」

俺が差し出したのは、びっしりと文字が書かれた誓約書。

これは【あの人】が作ったもの。

難しい言葉や、文字を並べて相手の読む気を奪う。

そうすれば、詳しい内容は頭に入るどころか【もし内容が変わっても気づかない】。

鳳城サン、ありがと。

サインしてくれて♪
✄---ｷﾘﾄﾘ---✄
玄樹くん出したかった(๑╹ω╹๑)

Story41→←Story39

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す