Story38 ページ39
You side
亮「えーっと、皆さん初めまして!!いきなり担任が変わってびっくりしてると思うけど自己紹介するよ。阿部亮平です。担当教科は科学、ダンス部の顧問する事になりました!!よろしく!!」
((パチパチ
クラスから拍手が巻き起こる。
「先生ー、彼女いるのー?」
定番の質問を投げかける生徒。
亮「残念ながら、いませーん。気になる子はいるけど」
軽く笑い飛ばす亮平。
亮「えーっと、前の担任の先生から聞いたんだけど、そろそろ文化祭近いんだって?何やるの?」
あぁ、そういえば文化祭があったわね。
すっかり忘れてたわ。
「うちのクラスでは、ポップコーンを売ろうと思ってます」
亮「ポップコーンか…いいね。フレーバーは?」
貴『塩、醤油バター、キャラメル、チョコ、チーズ、カレーパウダー、のり塩…くらいかしら?うちにポップコーンメーカーがあるから、持ってくるわ』
圭「…うちに何か使えるものあったら…持ってくる…ファ…」
亮「(*・∀・)ゞ了解!!それじゃあ、役割文太しよっか!!皆何やりたい?」
「私、接客〜」「俺、絶対呼びこみ!!」
ワイワイと教室が騒がしくなる。
((ガラッ
明「えっ…?何で貴方が…」
鳳城が入って来て、亮平を指差す。
亮「別に関係なくない?てか人に指差しちゃ駄目って習わなかったのかなぁ?赤ちゃんからやり直した方がいいんじゃない?」
完全に侮辱する亮平。
((ドッ
クラスからは笑いが起きる。
怜「亮平くん、そんな事言ったら駄目じゃん」
怜央が亮平を見つめる。
鳳城は、救いの手を差し伸べられたと思って、目を輝かせる。
そんな鳳城の期待は、呆気なく崩れ落ちる。
怜「それは赤ちゃんに失礼じゃない?w」
((ドッ
再び笑いが起きる。
明「何で…何でそうやって私を笑い者にするのよぉ!!」
侑「言わなきゃ分かんない?アンタの絶望した顔が、あまりにも滑稽だからだよ」
冷たく言い放つ侑李の目は、真っ黒でハイライトが無かった。
それだけ嫌いなのね…鳳城サンが。
慧「アンタはね、俺らを楽しませる為に踊ってくれたらいいだけだよ」
雄「お前は踊るだけのマリオネットって訳だ」
明「何よ…それ」
貴『理解の悪い頭ね。ただ泣き叫んで、絶望して、狂えばいい。それだけ』
明「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!」
泣き叫び、絶望した顔をする鳳城。
そう、その顔よ…
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
さむぅーい( ´ ` )
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マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年5月31日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください! (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです! (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2017年2月24日 0時